対象:ペットの医療・健康
Re:猫のFIP治療について
・FIPで腎炎を起こしている場合には飲水量が増える可能性がありますが、FIPを起こすと必ず腎臓を悪くするとも限らないので、腎臓腫大などがみられないかエコー検査で確認してもらうとよいでしょう。その他の原因でも飲水量は増える場合があります。個体差はありますが一般的に体重あたり100mlの水を飲むと多いと言われています。また、FIPの治療ではステロイドを使用することも多いですが、今回は使用されていなかったでしょうか?ステロイド剤も飲水量が増える原因になります。
・検査を行った上で腎臓が悪くなっているのであれば、腎臓病の治療を開始されるとよいと思います。飲水量が増えることで体調がすぐに悪くなることはあまりないですが、元気・食欲などのその他の体調の変化がある場合には早めに病院を受診されたほうがよいでしょう。また、脱水しないようにお水はしっかりととれるようにしましょう。
・皮膚のかゆみについてはFIPの症状としてはまれです。注射内容によっては(特に強肝剤)注射部位に痒み・腫れなどがみられることはあります。インターキャットで痒みが出ることは比較的まれです。注射部位局所のかゆみであれば、どれかの注射薬が影響している可能性が高いです。注射部位とは関係なく全体的にかゆみが出ているのであれば、皮膚病を含めた他の原因が考えられます。また顔が腫れたり、皮膚に発疹などが全体的に出てくる場合は、薬によるアレルギー反応も疑われるので、ひどい痒みが出るようであれば早めの受診をおすすめします。
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この回答の相談
生後4ヶ月の子猫が、FIPと診断され、
初日:インターキャット・抗生物質・強肝剤の注射、発熱があったため、解熱剤
2日目と3日目:インターキャット・抗生物質・強肝剤の注射
をしました。
初日に病院から帰って… [続きを読む]
わいんわいんさん (鹿児島県/37歳/女性)
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