勇気を出して、まずは行動をちょっとだけ変えてみましょう

コウタニャンさん、こんにちは。
行政書士で離婚・夫婦問題カウンセラーの糸瀬と申します。

普段からねぎらいの言葉もなく、自分の失敗も全てコウタニャンさんに擦り付け、文句ばかり言うくせにリーダシップを取ることもなく、ちょっと何かを言うと暴言が返ってくる、こんなご主人、本当にイヤになりますね…。

数々の暴言や思いやりのない態度も、本当にお辛いことと思います。


でも、ご相談文の中に「離婚」の２文字が見当たらないことからすると、コウタニャンさんは離婚は望んではいらっしゃないのですよね、きっと。

もしそうでしたら、これからも長く続く結婚生活が少しでもコウタニャンさんにとって、過ごしやすいものとなるようにした方がいいですよね。

ご主人の方から変わってくれることは、まず期待できないと思いますので、既にいろいろ頑張られていることとは思いますが、ここは勇気を出して、コウタニャンさんの方から行動をちょっとだけ変えてみてはいかがでしょうか。


そこで、いくつかご提案です。


とてもそんな気分にはなれないかもしれませんが、まずは、「ごめん」 と 「ありがとう」 を、もっと気軽に多用してみてください。
コウタニャンさんとご主人、お二人とも 「ごめん」 と 「ありがとう」 に飢えているように感じられます。


そして、家での予定や用事については、コウタニャンさんがまずは段取りをしてしまいましょう。
ご主人には 「明日はどうする？」 と尋ねるのではなく、「〇〇に新しい△△ができたんだって。明日、みんなで行ってみない？」 など、コウタニャンさんが具体的に考えたことを入れて尋ねてみましょう。
もしそれでOKという答えが返ってきたなら、軽く 「ありがと！」 などと言ってみてください。


また、ご主人については 「尊敬できるところがない」 ということですが、きっとコウタニャンさんがご主人のことを 「尊敬できなくて、文句ばかり言う」 と思っていることを、ご主人もきっと感じ取っていることと思います。
確かにその通りなのだとは思いますが、いったんそういったレッテルを貼ってしまうと、どんどん自分の見え方自体がそちらの方向に強化されていってしまいます。
ここはあえて、「はて？あの人にもいいところがひとつくらいはあったはず…？」 と、ご主人のいいところ、好きだったところを思い出してみるのもいいかもしれません。


夫婦の関係もトライ＆エラーで試行錯誤してみることが必要なので、いろいろ試してみることをおすすめします。

とはいえ、コウタニャンさんは、理解のないご主人との暮らしの中で、ストレスの多い仕事に家事・育児と、本当にいろいろと頑張っていらっしゃるのだと思います。

度の過ぎた我慢は禁物です。

診療内科を受診したり、カウンセリングを受けるなど、どうぞ、ご自分を労わってあげてくださいね。