キャリアカウンセラーの下枝三知与です。

mo-ko-koさん、こんにちは。キャリアカウンセラーの下枝です。

　　　　若いうちは何でもできるといわれます
　　　　でも、何でもできるからこそ何から手を付けてもわからないです。
　　　　そうしているうちにどんどん月日は流れて行ってこんなはずではなかったというこ
　　　　とにならないか不安でたまりません。

そうですよね～。

これまでの職業経験とすれば、以下のものですね。

・新卒で入社したバイキングレストラン1週間
・市役所の栄養士(保育)10か月
・市立保育所栄養業務4か月(ともに同じ市、アルバイト)

その経験の中（計1年2か月7日）で、mo-ko-koさんが得たものはなんでしょうか？

業務経験の中には、単純な仕事の中に実は多くの能力が積み重なっているものです。
仕事の能力というものは、どんな職種でも（アルバイトでも）「日々し続けること」で、その積み重ねで身についていくものなのです。

たとえば、レストランの1週間ではお客様にはいろいろな人がいること、料理のなくなり具合を観察すること、厨房での流れを知ったこと、準備の大切さ、組織の立場と役割があること、コミュニケーションの大切さ・・・たくさんのことを学ばれたと思います。
この1週間の中で「自分なりに頑張ったこと」「上司や先輩に褒められたこと」「お客様に感謝されたこと」は一つでもありますか？
あれば、それはあなたの「成功例・実績」の一つです。
その後の保育関連の業務の中を思い出してみるともっとたくさん出てくるはずです。

このようにして仕事を通じて自分にビジネススキルがついてきます。
ですから個人的には、転職回数よりも「いかに実績を作っていくか」が重要で、職種ではないと考えています。

以上のことを踏まえて考えてみましょう。

・私の仕事の最大の目標は、フリーランスで働くことです。
・将来結婚して子供ができても、家庭で仕事ができることを希望しています。
・子どもがいなくても、夫に依存せずいつでも自分一人を養っていけるくらいは稼ぎ続けて　いたいです。

以上がmo-ko-ko さんのキャリアプラン（人生の航海図）の一部ですね。
素晴らしいことだと思います。
これからは結婚しても女性も自立できる準備を少しずつしておくべきでしょう。
焦ることはありませんが、できるだけブランクを作らずに働ける環境を作っていくとよいと思います。
ブランクができると（育児期間など）どうしても働く場所を新たに探さなければならなくなるからです。
ですから回りの人の力を借りて、できるだけ「自分が必要とされる場所」を手放さないことです。
（育児も赤ちゃんにとって本当は「自分が必要とされる場所」ですよ）
以上のことを含めても、やはり早急に仕事場を探していくことが必要だと感じます。
理由は「お金を稼ぐこと」「ビジネススキルと経験を積み上げていくこと」にあります。


mo-ko-ko さんの将来やりたいことが以下であれば
・海外で英語を学ぶ、暮らす(1年～2年くらい)
・趣味のスタンプ(紙製品)の業界で働く
・管理栄養士を生かした職業？
・30才くらいになったら料理教室と英会話教室を運営したい。
そのために
・派遣や契約社員で料理教室や英会話教室で働き、経験とお金を稼ぐ以外に必要なものって
　あるのでしょうか。

狙う業界は料理教室や英会話教室、栄養士の資格を生かせる小中学校の給食指導員？・・・など料理関連業界でしょうか・・・

これは私の個人的な考えですが、英語教室は現地での語学研修で十分力はつくはずですから現段階では外していいかと思います。
それより、若いうちに正社員として、組織というものを体験すること、定収入を得て貯蓄すること、厚生年金を支払う期間を作ること（将来的に金額が変わる）が先決です。
これは経験して初めて気づくものですから、年長者のご意見を参考にしてみてください。

ビジネススキルとして重要なことは「コミュニケーション能力」「主体性」「対応力」です。これはどの業種でも企業でも最重要視します。
これを意識して、できるだけ多くの人と関わり、あらゆるタイプの人との対応力を身につけることをお勧めします。

mo-ko-koさんはご自身でしっかり将来図を描いていらっしゃいますから、あとは計画して、就職活動をまず始められるといいと思います。

正社員でなくても、派遣（予定紹介派遣につながるもの）や契約社員でも経験は同じですし、収入や福祉関連事項がきっちりしていれば安心です。

いろいろ幅広い回答内容になってしまい、逆に惑わせる結果になったかもしれませんがお許しください。
ご参考になれば幸いです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　下枝三知与