対象:住宅設計・構造
震災を経験された方が住まいに取り入れるべき構造・工法
(過去ログへの回答)
阪神淡路大震災・東日本大震災後も熊本地震や北海道の北海道胆振東部地震などで大変な思いをされた方も多いと思います。
建物の構造体の違いによる揺れ方は既に別の先生が回答されておられますので、今回は「制振構造」や「免震構造」をご紹介致します。
「制振構造」はダンパーと呼ばれる揺れを吸収する制振部材を筋交いなどに組み込むことで揺れの大きさを軽減する仕組みです。
木造などでも取り入れられるので、耐震リフォームやこれから新築をお考えの方も導入の有無をご相談されると良いかと思います。
「免震構造」は地盤に積層ゴムや滑り支承、 転がり支承を基礎の下に挟み込み、揺れを逃がす仕組みです。
大規模建築物などでは取り入れられていますが、個人住宅などでは未だ費用が高いので普及していませんが、今後導入すべき工法だと感じます。
簡単ですがご参考まで
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
はじめての質問なので至らない所などがあるかと思いますがよろしくお願いします。
東京つつじヶ丘にて賃貸物件を探している者です。
まず前提として私は東日本大震災の被災を受け、地震恐怖症だ… [続きを読む]
ころぼんさん (東京都/17歳/男性)
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