対象:住宅設計・構造
横山 浩介
建築家
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敷地の環境と工夫次第だと思います。
建築法規上の採光はいろいろな工夫をおこなうことでクリアできると思います。
生活する上での十分な採光を確保するには、
敷地の周りの状況や環境によっていろいろな方法があります。
隣家がどのような建ち方をしているかにより、
その敷地への光の入り方や風の通り方が異なります。
それらを考慮して間取りや空間の設計を行うといいと思います。
配置計画:庭や外部スペースのとり方。
空間構成:吹抜けを造り、トップライトから等の採光を取る。
隣地の借景を活かし、緑や光を取り入れる。
等々
旗竿地の場合は隣家に囲まれていますので、
南側に庭を取っても隣家の窓からの視線が気になって、カーテンが閉めきりになったり、隣家の裏側の外壁しか見えないことが多いと思います。
建物が良くできてもそこから見える景色が良くなくて快適に過ごせないことがあったりします。
こういう場合の解決策の一つとして、中庭形式にして採光を十分に取りながら、建築とその敷地のオリジナリティのある環境を造り、カーテンを閉めきらなくてもよい快適な生活空間をつくるという方法もあります。
採光が取れるか、いい空間になるかはその敷地の環境をどのように捉えるか、どのように計画に反映していくかにかかっていると思います。
いいお家を建ててくださいね。
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この回答の相談
旗竿地に1階にLDKを作りたいのですが、採光上大丈夫でしょうか?
敷地延長している部分は3M×9.5Mで、その奥に10.5m×10mの敷地になります。
計画しているプランでは、隣地とは2m離れて庭をつくるようにしています。
いかがでしょうか?
mi02ki88さん (東京都/29歳/女性)
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