対象:住宅設計・構造
つながり感と見通し距離を大切に
はじめまして、fooさん。 リーフプランニングの澤入と申します。
さて質問の件ですが、直接的に間取り自体をいじることは十分なヒアリングをしないと危険ですので、僕からは考え方のアドバイスをさせて頂きたいと思います
この規模の住宅の間取りで広さ感を出す方法としては、やはりワンルーム的な考え方をするのが最も有効だと思います。現状のプランを見る限りでは、少々細切れ感が強すぎるように感じます。リビング・ダイニング・バルコニーをもっとつながりの強い間取りにできればいいのかな、と思います。例えば、単純に仏壇の位置を移動してバルコニーを窓で囲むだけでも、現状よりダイニングとリビングのつながりが強くなり、東面の壁の見通し距離が2700もUPしますので広さ感が出るようになります。その際に東面の壁、北面の壁に沿わせて棚・ベンチなどを作り、それを、ダイニングからバルコニー、バルコニーからリビングと、内部・外部を貫く形で設置できればよりつながり感は増し、バルコニーの存在が内とも外とも判断し辛いものとなり、インナーバルコニーとしての効果もUPします。
以上は考え方の一つです。他にも考えられる方法はいくつかあると思います。
間取り製作中との事で大変な時期かと思います。しかし、ここが快適な家を作るための 「ツボ」 ゆっくり時間をかけて、納得の行く物としてください。
こちらのコラムシリーズで住宅の広さ感の作り方についてUPしてあります(現状5回)是非参考になさってください。
「すまい力考」シリーズはこちら
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A