【最強ビジネスモデル】国際人とは「自分自身である」という事。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】国際人とは「自分自身である」という事。

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 【最強ビジネスモデル】  2012.11.29 No.0512
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私が考える国際人というのは、
英語が話せるとか海外で暮らしている
という事とは、あまり関係なく
「自分自身」である、という事だ。

地球上のどこにいようとも
「自分自身」を生きていれば
そこに、その人なりの
面白く深いコミュニケーションが生まれ、
創造的な日々を紡ぎだしていけるだろう。

そんなことを考えていたら
ある本に
弁護士 小野誠之氏
のエピソードが載っていた。

まさに、小野氏は国際人だと感じたので
ご紹介。

 50年前、
 小野氏は大学在学中にアメリカの大学に留学。
 船で1ヶ月かけ、ニューヨークに。
 彼は道端に座り込み、通り過ぎる人々や
 車の群れを見ながら、自分が
 地球に生きるたくさんの人の一人だと
 実感したそうです。

 大学では留学生用の寮には入らず
 あえて一般寮に入所。

 言葉の問題で大学でビリになった
 経験が、弱者の気持ちがわかる
 いい経験になったと。

 その後、米軍基地で反戦アメリカ兵の
 弁護士として働きました。

 アメリカの軍事法廷に日本人が立つのが
 初めてだったので、だいぶマスコミに
 騒がれます。

 それから、弁護士の世界から離れ、
 弁護士であることを隠して
 神戸の在日韓国人の靴工場で働くのです。

 「私のような弁護士は肉体労働に対する
  コンプレックスがあるのですよ。
  だから、体験したかった。」

 そこで、当時
 在日韓国人が日本で差別されている事を
 知ります。

 「彼らのように、不平等な扱いを受けている
  人たちの権利を守るために、
  弁護士として働き続けたい。」

 小野さんは、外国で暮らしたり
 知らない世界に身を置く事で
 自分の殻を破り続け、自分自身を
 生きてきた。

 「僕は、何人とか女性だとか
  そういう見方はしません。個人としての
  面白さを見ようとしているだけ。」

違う国・食べ物・文化・価値観
さまざまな教育を受けた人が
地球のどこかで出会う。

その時に人格や心という内面を
見る事が出来る「在り方」と、
自分自身を生きていること。

それが、私は真の国際人なのだと感じている。

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■今日のまとめ

・国際人とは「自分自身である」という事。

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