あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「プレゼンテーションのコツ」の一つが相手の五感を刺激することです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を最大限に活用して、プレゼンテーションに幅や深さをプラスしませんか?
聴覚からの刺激は相手の無意識の領域に作用します。
プレゼンテーションを最大限に演出するには、スピーチにプラスして、五感を刺激するツールを有効活用しましょう。
今回から聴覚に対するアプローチの「声の印象」をご紹介します。
高い声、低い声、細い声、太い声など、声のボリュームや声の高さによって、声にまつわる表現方法は多彩です。これだけ多くの表現がされるということは、相手はさまざまな印象を感じていることになります。
◆ 声の印象 ◆
1. 甲高い声
主に女性に多い声です。金属音や鋭い声として表現されます。
叫び、怒り、などの印象も含まれています。
聞いている側としては、心地よい声ではありませんので、低めに声を出す努力をしてみましょう。
2. 高い声
女性的な声になります。声のボリュームが小さいとか細い声として聞こえ、不安定な印象があります。
高い声の方は、話しに夢中になり話すスピードが速くなると、どんどん声が高くなる傾向があります。
声が高くなり過ぎると甲高い声と同じ印象を与えてしまうので注意が必要です。
3. 低い声
主に男性の声で、男性的な印象を与えます。太い声と表現することもあり、安心感、安定感という印象を与えます。
滑舌が悪い、声が小さい、早口だと、言葉が相手に届かず、自信のない印象を与えてしまいます。
声は笛のようなものです。
首が長く細い方はソプラノの縦笛と同じで高い声、首が太く短いとアルトの縦笛と同じで低い声の方が多くなります。
歳を重ねると加齢により、声が低くなっていきます。
自分の声の高さを把握し、声の特徴を理解するために、ボイスレコーダーで自分の声を録音してみることをお勧めします。
・あなたの声の高さはどのくらい?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
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