あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「プレゼンテーションのコツ」の一つが相手の五感を刺激することです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を最大限に活用して、プレゼンテーションに幅や深さをプラスしませんか?
聴覚からの刺激は相手の無意識の領域に作用します。
プレゼンテーションを最大限に演出するには、スピーチにプラスして、五感を刺激するツールを有効活用しましょう。
今回は聴覚に対するアプローチの「BGM・曲と感情」をご紹介します。
ホテルやセミナー会場では、待ち時間にBGMを流すことがあります。
会社の会議室で行うプレゼンテーション時にBGMを流すことは少ないと思いますが、
プレゼンテーション内に、ビデオなどの映像を流す時にBGMを入れることができます。
音楽は無意識に相手の感情に作用しています。
どんな曲がどんな感情に繋がっているかをご紹介します。
◆ 曲と感情 ◆
1. テンポの速いヘビメタやロック
刺激が強いので、インパクトを与えることができます。相手をドキドキさせたり、注目させることもできます。
しかし、怒りや焦り、イライラという感情も引き出してしまうことがあるので、使い方に注意が必要です。
2. 明るくテンポの良い行進曲や応援ソング
明るい、楽しい、嬉しい気持ちにし、希望に溢れ、前向きな気持ちにする曲です。
連帯感や達成感を演出することもできます。
3. テンポの遅いもの悲しい、暗い曲
気持ちを落ち着かせる効果があります。
しかし、悲しみ、無力感、絶望感、孤独感などのマイナスの感情を引き寄せる効果もあるので、使い方に注意が必要です。
4. テンポがゆったりした曲やヒーリング音楽
安心感や穏やかな気持ち、心地良く感じることができるBGMです。
ホテルの宴会場では、このようなクラッシックのBGMがよく使われていいます。
BGMは無意識に耳に入ってくるものです。相手を気持ちを曲でリードすることができます。
インパクトを与えたいのか
前向きな気持ちにしたいのか
連帯感を持たせたいのか
気持ちを落ち着かせたいのか
安心感を与えたいのか
それぞれの感情に合わせた曲選びを行うことで、さらに効果的なプレゼンテーションにしていきましょう。(今流すなら、明るくテンポの良い行進曲)
・あなたのプレゼンテーションに感情に合わせた曲を選ぶとしたら、どんな曲をどこで使いますか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
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プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
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