“美”を意識して過ごす

先日ふと感じさせられた“美”という言葉。

自然の中の美、人の装い、たたずまい、そして心。

なんでもよいから美しいと感じることにだけ、心を向けてみようと過ごしてみました。

美しい自然の風景、電車の中で席を譲り合う人々、仕事に打ち込む姿、家族にあるもの・・

続けている内にハートが暖かくなり、感覚が緩んできますね。

そして、不快と感じるものがどうでもよくなり、優しい気持ちになってきます。

「幸せは自分の心が決める」

と言われていますが、本当にそうだな～と改めて感じさせられました。

美しさは目で見るものと、心で感じるものがありますね。

“意識”して過ごすことで、より見るもの・感じることが多くなるものです。

先日、ベルリン国立美術館展を観てきました。

15世紀のイタリアでは、こう考えられていたそうです。

「魂の美しさこそ、人体に現れる。

理想の美しさ。魂の清らかさが美しさとして体現される」

マリアの聖母子像ですが、マリア様だけでなく一般の女性と子供の彫刻もありました。

 母が持つ無条件の愛と子の純粋さを“美”と考えるのでしょうか。

 私がとても好きな【オードリー・ヘップバーン】の残した言葉があります。

『美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。

美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。

魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。

愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること。

スリムな体のためには、飢えた人々と食べ物を分かち合うこと。

豊かな髪のためには、一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと。

美しい身のこなしのためには、決して一人で歩むことがないと知ること。』

意識して過ごす。

日々、“美”を意識して過ごしていたら、

人の中にある美しさにもっと気づくことが出来るのでしょうね。

そして、人は喜びが多くなることで、自分の内面をさらに輝かせるのでしょう。

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