そんなとき、あなたはどんな言葉を遣って、励ましたり認めたりしていますか?
あなたが部下に気づいて欲しいと願った時。
あなたはどんな言葉を遣いますか?
言葉が人に与える影響は、たしかにそれほどインパクトはないかもしれません。
それを補う、声の調子や、表情、身ぶり・手ぶりなどを補助的に使うことで、
価値や意味を付けて、相手は理解を深めてくれるのですから。
しかし、それでは、言葉は何でもいいか?と言えば、
それも乱暴な考えですね。
【できるビジネスパーソンは・・・】
○○するにはどうしたらいいと思う?
君は、どうしたいの?
わたしは、何をすればいい?
○○するとできるはずだよ。やってみる?
・・・など、「できる」ことを前提とした表現を多用します。
例え、それに気づいて意識的に発する言葉でないとしても、
その言葉が相手の「やる気」に火をつけることは、間違いありません。
誘導していると受け取られることもありますが、
「できた!」という充実感を得ることができるなら、
それも「良し!」です。
「普通のビジネスパーソンは・・・」
○○だから、こういう結果になるんだよ。
あの時、もっと○○していれば、結果は変わったと思うよ。
・・・など、冷静に客観的に事実を分析して教えてくれます。
それはとても重要なことだと思います。
気付けない他の人に、タイミング良くその情報を伝えてあげることが
できれば。
きっと感謝され、相手との信頼関係が強固なものになります。
単なる分析屋さん。
単なる評論家として誤解されないように言葉とタイミングを選ぶようにしましょう。
なぜできない?
どうしてやらない?
わからなきゃ聞け!
考えろ!
行動しろ!
・・・など、疑問符と感嘆符だらけの短い言葉でしか
表現しません。
相手の気持ちを共に味わうことなど意味がないと思っているようです。
その人の中にある「答え」がすべてで、
相手の考えや感情は無視しているので、
相手も、そんな人とは向き合うことがありません。
責める、馬鹿にする、見下げる、決めつける。
そんな表現を使っているかもしれない?と
思う節がある人は・・・
どうぞ、自分の話しぶりを録音して、チェックしてみてくださいね。
間もなく10月。秋は実りの季節です。
自分磨きを始めるにあたって。
来年の自分の実り(成長目標と基準)を決めましょうね!
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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