コーチングとアサーティブネスの深いかかわりとは? - ビジネスコーチング - 専門家プロファイル

七倉 廣香
コミュニケーションオフィスアクア 代表
北海道
研修講師

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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コーチングとアサーティブネスの深いかかわりとは?

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コーチングのスキルは「傾聴」

アサーティブネスのスキルは「伝える」

両者は一見反対のスキルのように見えますが、果たしてどのような関係があるのでしょうか?


コーチングのメリットの一つは、漠然と普段考えていることを改めて、「言語化」し「意識化」することです。

そのことで納得や確信が生まれ力が湧いてくることが良く知られています。

そして、それは「自分実現」や「自己成長」のみならず、他者とのコミュニケーションにおいても大きなメリットがあります。

日本人は「以心伝心」の文化があり、相手を傷つけまいと察し合いをしているうちに、

ともすれば、「そういえば、そもそも伝えていなかった!」と、後になってハッとすることすらあります。


コーチングを受けて自分のことを話そうとする時、最初は、どんな言葉で自分の気持ちを表現したら良いのか戸惑ってしまうことがあります。

特に、「自分はどうしたいのか?」という本心にかかわる部分については、いつもの習慣でつい周囲とのかかわりを優先して

しまって、自分の気持ちがまったくわからない時すらあります。

ですが、何度もくりかえしているうちに、言語化のスピードが上がり、判断力も向上し、「迷っている時間」が短くなったりします。

そもそも自分が何を思っているのか「言語化」できていると、良いタイミングでさらりと伝える事ができるのですね。


「伝える」ことが苦手な場合、なすすべもなくモヤモヤと考えている時間が長くなり、その間に負の感情が大きくなり、

感情爆発爆してしまうことがあります。

それは、周囲にわかるように表現される場合もありますが、それが叶わない場合は激しい「自責」となって、

うちにこもってしまう場合があります。


また、「言語」を選ばず、「強く言わなくては伝わらない」という思い込みがある場合、極端な「感情表現」に走ってしまい

小さな子どものように騒ぎ立ててしまう、もしくは関係性の上で上位となり圧力を加えることで

意思を通そうとしてしまうかも知れません。

時に「強い調子」が必要な場面もありますが、それが常態化してしまうと、周囲をフリーズさせ物事が膠着してしまいます。


コーチングで自分の気持ちを認識し、アサーティブネスのスキルを使ってさらりと伝える。

この二つのスキルを持っていると、より本心で生きるあなたを取り戻すことができるかも知れません。

コーチングとアサーティブネスには深いかかわりがあるのですね。

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