- 齋藤 進一
- やすらぎ介護福祉設計 代表
- 埼玉県
- 建築家
-
048-935-4350
対象:新築工事・施工
建築家(建築士)は住宅設計を机上で行うだけでなく、現況の様子を調べたりするため、様々な測定ツールを持っていたりします。
私が持っているのは「騒音測定器」のほか、室内温度分布などに効果を発揮する「レーザーポイント機能付き放射温度計」は色々な用途で使用します。(照度計も揃えなければ・・)
測りたい物・場所にレーザーポイントを当てるだけで温度を測定できるので、たとえば夏場のパソコン内部を測ると・・・
写真のように50度以上の高温になっていました。クーリングファンで冷却する構造ですが、熱に弱いハードディスクが夏場に壊れてしまうのも頷けますね。
冬場、暖房の効いた室内と廊下、トイレ、洗面脱衣室の温度差などは片手で測れるので、ヒートショック防止にも役立つツールだと思います。
てんぷら油の温度、屋外で熱くなったクルマの車内温度など、実際測って数字にしてみると驚くことが多いです。
高気密・高断熱住宅は、床と天井の温度差が少なく室内環境が均一であるものですが、家中を測定しまわると 新たな発見があるかもしれません(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
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