- 菊池 猛
- 株式会社 アイジーコンサルティング 不動産インスペクション課 課長
- 静岡県
- 中古住宅専門家
対象:住宅検査・測量
- 伊藤 裕啓
- (一級建築士)
- 伊藤 裕啓
- (一級建築士)
水平耐力の強化
床(水平構面)の剛性・耐力を確保することは耐震性能の向上にとって重要です。(画像1参照)
梁とは建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える部材です。地震に際しては、水平方向の荷重を支える役割もする大事な部材です。特に、吹抜け部分は火打ち梁などによって水平剛性を確保することが重要です。
接合部の緊結
ホールダウン金物、プレート金物などがあります。(画像2参照)
2階の柱脚と1階の柱頭を引き寄せる金物を設置する場合もあります。接合部はとても大事です。構造用合板等の面材、筋かいを用いて耐力壁を設ける場合など、接合部は建築基準法で定める接合部仕様が決められています。建物の一体化を図るためには、耐力壁周辺はもとより、床組みと壁の接合部の緊結も重要となり、それぞれの部位に合った接合部金物が必要です。
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