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伊藤 誠
伊藤 誠
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閲覧数順 2016年12月02日更新

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インフレに備えるための資産運用と収益率について

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ライフプランと家計 収入・支出について

これまで、図に示しますような数式に基づいて、インフレへの対応について。述べてまいりました。インフレになった場合に、それを上回る収益率をももたらすものは何かの前に、資産運用で得られる、収益率について、考えてみました。

皆様は、ご自身の期待リターンをどの程度とお考えでしょうか。
1.0%でしょうか、それとも、5%、10%でしょうか。
実は、長期的に得られるリターンは、概ねGDPの伸びに連動いたします。何故ならばGDPは、国内で新たに生産されたモノやサービスの付加価値の合計額のことをいいます。
そして、この国内を世界または地球全体と考えれば、世界中の人々の収益は、GDPが伸びた金額になります。夫々の国や地域によってGDPの伸びは、まちまちで、ある地域はマイナス、ある地域はプラス、そして伸びている場合でも、中国と日本の成長率は異なります。

ただし、リターンとして得られるのは名目GDPからインフレ率を減じた、実質GDPの伸び率がリターンの源泉です。

では、世界全体のGDPの伸びはどの程度なのでしょう。
総務省統計局の統計データ国民経済計算の3-1世界の国内生産表によれば、
2005年の世界の名目GDPは457,215億USDドで、2009年は580,686億USDです。5年間で約27%成長しています。これを年率に直しますと、約5%の成長率です。

また、財団法人国際貿易投資研究所の公表データによれば、
1995年の世界のGDPは11,700,156Mドルで2010年は60,280,379Mドルですので25年間で415.2%の伸び率でした。約5倍になった計算です。25年間ですので年率にしますと約7%です。この増加した部分を世界中の人が分けるのです。

従い、一人当たりの成長率が個人のリターンです。総務省の統計データでは、ptek一人当たり名目GDPは1985年で、2,683USDで2009年は8,504USDです。24年間の伸び率は217.0%ですので、年率にして約3.4%でした。
グローバルな投資をした場合に、GDPを指数として、リターンを図ると、平均約3.4%のリターンが得られれば、インデックスに連動できたと捉える事ができます。

これをベースとして、超過収益をリターンとして考えるのですが、概ね5~6%程度が高リターンの目標値と為ります。
多くの投資家が参考とするチャールズ・エリス氏の「敗者のゲーム」には、米国でのインフレ調整後の超長期平均年間収益率は、株式で4.5%、債券は1.5%、財務省債券で1.25%としています。日本の場合、この20年はデフレ調整が必要になります。それを考慮すると0%の運用でも1.0~1.5%程度の実質収益率に相当していました。

また、私が私淑する山崎元氏も、投資のリターンプレミアムは5~6%程度と述べていますし、ストラテジストの広木隆氏も著書の「ストラテジストにさよならを」で日本株の超過リターンの目標を5%とされています。

私は、お客様に資産配分(アセットアロケーション)をすり合わせる際に、期待リターンを5%
未満に設定するよう、お客様に提案しています。コストを勘案すると、リスクコントロールの観点から、3.5%程度のリターンでも高い目標と考えています。

☆セミナーやご相談は根拠の明示及び実証データをもとにご説明します。
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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
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