(コラムその1は http://profile.ne.jp/ask/column_detail.php/22210)
今回は、戦前から戦後の家族の形が変化したことで起こっている子育ての形についてお話します。
この一連のコラムを読んだ方はピンと来るかも知れませんが、日本の場合は、戦前まで若夫婦が仕事をして両親や親戚、近所の年配者が子供の世話をするというライフスタイルが一般的でした。
それが、西欧から入ってきた「個人主義」の流れで、大家族の絆は薄まり、核家族化が進み、若夫婦の夫は会社へ、そして妻は子育てという形になっていったのです。
当然のこと、若夫婦は子供を育てる知恵というのもはほとんど経験や知識がありません。ですから、今の世の中では子育ての情報が沢山出ているのです。
しかし、情報でカバーできる範囲と「心のもちよう」という情報などでカバーできない部分があります。戦前ではこの「心のもちよう」は、両親や親戚、近所の年配者から徐々に教わっていきました。
そのように考えると、今、子育てが大変なのは当然なのかも知れません。
(その2へつづく)
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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