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（コラムその１は http://profile.ne.jp/ask/column_detail.php/22210）
日本に個人主義が入って来てから、核家族化が促進されました。しかし、西欧と日本の文化で大きく違う部分がありました。
それは宗教観です。
西欧の場合の個人主義は、キリストと個人という関係で常に神に見守られているという「心の平安」があって成り立っていました。
しかし日本の場合は、もともと「大家族」に見守られているという背景で支えられていたのが、「個人主義」によって崩れてしまったので、常に不安と向き合うライフスタイルになってしまったのです。
念のためにお伝えしますが、私は特定の宗教に属しているわけではありませんし、何か宗教に入りなさいとも言ってはいません（笑）
ただ、日本の支えであった「大家族の絆」というのもが、崩れてしまったという背景を知る事はとても重要だと考えています。
西欧の個人主義を見ると、その背景には、支えるものが不可欠なのです。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- （建築家）
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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