- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
4月13日14日
料理連続講座にて
自家製スモークサーモンのサラダ
今月のアミューズは(今月も、ですが)フォワ・グラを使って、ムースを。下にはプルーンのマーマレードを敷いています。アペリティフはポルトーの白です。
さて前菜
スモークサーモンを作ります。ついでにゲランドの塩の花も燻製に。
塩をして、冷たくしておいたサーモンをほんの10分ほどだけ、ブナチップで燻製に。
ほんの10分とはいえ、火を止めて燻製にするので、まずは結構な勢いで煙をだします。
ちょっと咳き込み、目も痛い・・・。
りんごとアヴォカドを合わせてサラダにし、アンディーヴにのせます。
市販のこなれた風味のスモークサーモンとはひと味ちがった、ぱーんと鮮烈なスモークサーモンを楽しみます。
さてメイン
仔鳩のロティ、セージの風味で
せっかくのフレッシュの仔鳩です。
少しでもジューシーに焼き上がるように、バトー(軟骨)ごと先に焼き、
生ハムでセージの葉っぱを巻いて、香りをつけます。
鳩はみなさんにご自分で焼いていただいていますが、さて、美しい鮮やかな色に焼けたでしょうか。
美食の食材として、私は鳩がとても好きです。焼けすぎていると、とても悲しい思いをします。
シャントレル茸は
ソテーして、フランに仕立てます。
デザートはイル・フロッタントile flottante
メレンゲを湯煎にかけて焼き、クレーム・アングレーズに浮かべたものです。
そのままではあまりにクラシックなので、再構築にしました。底にはオレンジのジュレを忍ばせ、アングレーズもごく軽く。
カラメルソースの代わりには、カラメルのあめの板を添えて。
あたたかい状態で食べるマドレーヌとともに。
食用ほおずきのホワイトチョコレートがけ
すべての写真はブログにてご覧ください。
このコラムに類似したコラム
夏の食材を使って 「サマートリュフ」 塚本 有紀 - 料理講師(2010/08/10 18:17)
ポワローの美味しい季節 塚本 有紀 - 料理講師(2014/01/12 19:30)
一週間の終わりに 笠井 奈津子 - 料理講師(2013/12/06 22:38)
心地良い満たされ方① 笠井 奈津子 - 料理講師(2013/10/23 20:58)
お料理特別講座では、希望者にフロマージュもお出ししています。 宮代 眞弓 - 料理講師(2013/09/24 07:37)