No.205 市町村合併が加速させる盛岡市の都市ブランディング - ブランド開発・強化 - 専門家プロファイル

澤田 且成
アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
東京都
ブランドコンサルタント

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No.205 市町村合併が加速させる盛岡市の都市ブランディング

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  1. 法人・ビジネス
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  3. ブランド開発・強化
ブランディングニュース 『企業ブランド戦略の成功と秘密』

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No.205 市町村合併が加速させる盛岡市の都市ブランディング
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン      2012.02.20

 ブランディングニュース 『企業ブランド戦略の成功と秘密』

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【3月23日18:30~20:30 (120分)ブランディング勉強会】

「アジア各国のメディアは日本をどう見ているのか?
現地情報の集め方、読み方、生かし方(仮称)」

次回、ブランディング勉強会は・・・・、
アジア各国、オーストラリア、ヨーロッパに現地事務所を置き、
各地域の経済ビジネス情報を毎日200記事を配信し、
海外に進出している企業をはじめ約6,000社が購読している
会社の社長様を香港よりお招きし開催します。

・海外市場で日本はどのようにみられているのか?
・海外情報はどのように収集したらいいのか?
・日系企業は海外情報をどのように解読すればいいのか?
・収集した情報をビジネスにどのように生かしていけばいいのか?
といった内容についてお話いただきます。

※申込サイトは、今週水曜日に公開します。

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みなさんこんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。

梅の花がつぼみを膨らませる時候が近づいてきましたが、
まだまだ寒さが厳しい今年は、
地域によっては、被害が出るほどの大雪もつづいています。

春の温かさが待ち遠しい限りですが、あらゆる分野において
いま置かれた「冬」を大切にしつつ
来たる春に向けて力を蓄えていきたいところです。

さて、今回のブランディングニュース
『企業ブランド戦略の成功と秘密』では、雪国・東北の大都市
盛岡市のブランディングについて、取り上げてみたいと思います。

東北では仙台に次ぐ経済規模を誇る盛岡市。
昨年の震災による被害を除いても、他の地域と同様に
高齢化の加速や地方への負担増など課題は山積しています。

そうした中で盛岡市は、市町村合併を皮切りに
盛岡市としてブランディングを進め、
一定の成功をもって現在まで進捗しています。

今回は、盛岡市を例に都市ブランディングの手法とその効果、
企業ブランディングとの相違点について
みなさんと検証していきたいと思います。

盛岡市公式ホームページ
http://www.city.morioka.iwate.jp/

*        *        *

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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
市町村合併が加速させる盛岡市の都市ブランディング

[2] 編集後記

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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
市町村合併が加速させる盛岡市の都市ブランディング
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■ 合併で得た「啄木のふるさと」というポジション

岩手県の県庁所在地であり、
北東北エリアの拠点都市でもある盛岡市。

東北新幹線、東北自動車道など交通インフラに恵まれ、
近年ではベッドタウンとして若年層も移住する動きもみられます。

しかし、かつては他の市町村と同じく、
事業所が減少し、観光産業も衰退。高齢化も進むといった
解決の糸口が見えない課題が山積していました。

そんな盛岡市に転機が訪れたのは、2006年。
いわゆる平成の大合併の動きがあるなかで、盛岡市は
玉山村と合併を果たし、中核市となりました。

これにより盛岡市は、一つのポジションを得ます。
それは「啄木のふるさと」というもの。
歌人・石川啄木が生まれ育ったのが、この玉山村だったのです。

盛岡市は、他には見られない花崗岩の石垣をもつ盛岡城跡や
作家・宮沢賢治ゆかりの地としても有名。
これ以外にも観光資源を持っていました。

しかし、盛岡市は合併で得たポジションを
単なる「観光資源」として見るにとどめることなく、
この合併直後に「盛岡ブランド宣言」を市長自らが発表。

ここに、前後期と準備をあわせ10年におよぶ
ブランディング・プロジェクトがはじまりました。


続きはこちらから。

⇒ http://www.id10.jp/brandingnews/120220

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