【過去の★5つシリーズ】チーム・ファシリテーション 最強の組織… - 営業手法 - 専門家プロファイル

竹内 慎也
ウィル・スキル・アソシエイト株式会社 代表取締役 法人営業コンサルタント
大阪府
営業コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月30日更新

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【過去の★5つシリーズ】チーム・ファシリテーション 最強の組織…

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こんにちは。^^
質問×仮説型営業コンサル@竹内です。
以前読んだ★5つの書評をご紹介します。
では本日はこちら↓



チーム・ファシリテーション 最強の組織をつくる12のステップ


堀 公俊












仕事のチーム力を強化するにはどうすればいいか。12週間で最強集団をつくれる、誰にでも活用可能な実践ノウハウ。チーム内の「話し合い」方を4段階(会話・対話・議論・省察)に分け、“12の問い”を順番に使うことによって、人と人の関係性を変え、組織を生まれ変わらせる! 話し合いを促す“問い”の実例満載。「毎週2時間ずつ12回」の話し合いで、自律性と協働性に優れたチームができあがる!




チーム・ファシリテーション 最強の組織をつくる12のステップ



















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私の5段階評価 ★★★★★ 5




所感





まさに最強の組織を作るための本です。




成果ではなく行動に焦点を当てている、行動科学やモチベーション理論で納得性が高い。




話し合い、をいかに本気で、自律的に行うかという事は、




リッツカールトンホテルなど、多くの変化をもたらす事がよくわかります。




それを行っていくための方法を12個のステップで紹介しています。




会話、対話、議論、省察という4つのポイントがあり、これらを強化するだけで




組織力がついてくる。そのために何をすればいいのかの考え方も同書にはあり、




実践に非常に移しやすい内容となっていて、非常におすすめです。





この本を読もうと思った経緯


チームについて再度学ぶ





この本を読んで私が実践すること


コンサルに生かす








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竹内的本書のポイント


■自律性と協働性を兼ね備えた自律分散型組織では理念やビジョンといった


中心軸をしっかり共有した上で問題解決を現場に委ねる





■いきなり広げていくのではなく局地戦から広げていく




■本気の話し合いがチームを元気にする




■チームがうまくいかないのは人ではなく互いの関わり方、つまり関係性が悪い




■話し合いの五つの効果

 ・知恵が引き出せる

 ・相互理解が進む

 ・納得感が高まる

 ・学習や成長につながる

 ・予期せぬことが起きる




■参加→納得→決意→行動→承認のサイクルを回していく




■話し合いの場をデザイン

 メンバー選び

 時間の確保

 場所の設定




■チームを元気にする12のテーマ

 ・関係性を高める会話

  どんな人が集まっているのか? どんな状況にあるのか?  何を思っているのか?

 ・意味を共有する対話

  何のためにやっているのか?  何を目指しているのか?  大切なものは何か?

 ・行動を変革する議論

  本当の問題は何なのか?  どんな手が打てるのか?  やるべきことは何なのか?

 ・学習を深める省察

  何が起こったのか?  そこから何を学んだのか?  次はどうすればよいのか?




■四つの問題

 ・記述的問題…知識や経験に関わる正誤問題

 ・功利的問題…効率や経済性に関わる損得問題

 ・規範的問題…価値観や信条に関わる善悪問題

 ・感情的問題…知覚や心理に関わる好悪問題




■言い出しっぺがやろう




■会話の五つのルール

 年齢や肩書きを忘れて対等な関係で

 互いの話をよく聞いて受け止め、共感しあう

 思ったことを素直に出し合ってホンネで語る

 真剣に話すぎず相手をやっつけすぎない

 無理に話をまとめたり決め付けたりしない




■会話に役立つコミュニケーションスキル

 共感的に聴くスキル

 分かりやすく答えるスキル

 相手の様子を観るスキル

 ホンネを聞くスキル

 柔らかく話すスキル




■短時間でいいから互いの経験やエピソードを物語として語ってみよう




■自律的なチームを作るにはありとあらゆる情報をオープンにして

 メンバー全員で共有する




■安心して自己開示出来るような新たなルール設ける事




■偉い人や強い人が率先して弱みを見せる




■自分ではなく相手に関心を持つ




■対話の五つのルール

 発言をよく聴き判断を保留して探求する

 言葉にこだわり自分の経験をもとに語る

 思い込みを打ち砕き多様な視点で考える

 対立を恐れず新たな考え方を探し出す

 無理にまとめず意味の発見を楽しむ

 

■対話を深める五つ

 分析的傾聴…思考の道筋をひもとく

 洞察力…本質を的確に見抜く

 視点力…多様な切り口から考える

 発問力…問い掛けて深堀する

 表出力…新たな仮説を提示する




■ゴールが明確になればなるほどチームの力は高まる




■良いビジョンの四つの条件

 具体性がある

 年限が決まっている

 実現可能である

 挑戦的である




■バリューを標語で終わらせない




■議論の五つのルール

 事実に基づいてゼロベースで考える

 立場を離れてすべて自分事として話し合う

 愚痴や文句を言わず粘り強く前向きに議論

 聖域を作らず思い込みや決めつけを外す

 チーム全員のコンセンサスを大切にする




■議論基本スキル

 場のデザインスキル…場をつくりつなげる

 対人関係のスキル…受け止めて引き出す

 構造化のスキル…かみ合わせて整理

 合意形成のスキル…まとめて分かち合う




■組織の問題の三つのレベル

 戦略レベル…方向性

 業務レベル…仕事のプロセス

 文化レベル…人に関わる




■問題解決型アプローチ

  問題発見→原因追求→解決策立案→評価決定


 ・目標設定型アプローチ

 目標設定→現在施策→追加施策→実行計画


 ・対立解消型アプローチ

 対立整理→背景理解→統合的目標→解消案策定


 ・構造変革型アプローチ

 システム分析→原型把握→破壊策立案→実行計画




■チームの力を引き出すには一点にフォーカスすることが大切だ

 そこで大切になるのが優先順位。優先順位をつける基準を話し合う




■まとまらないとき

 条件付きで合意

 部分的に合意

 上位レベルで合意

 プロセスを合意




■学習のサイクルを回す

 体験→指摘→分析→仮説化・概念化




■省察

 内省力、観察力、指摘力、考察力




■タックマンモデル

 形成期→混乱期→統一期→機能期




■自律型チームには成果ではなく行動を主に評価




■褒める、分かち合う、役に立つ、必要とする、感謝する




■なぜ同じ過ちを何度も繰り返すのか

 振り返りをやる習慣がない

 振り返りをやっても行動にまで落とし込まない

 行動に落とし込んでも誤った方向に向いている。

 正しい方向に向いているがその通りに出来ない




■信じて任せて認める










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今日もありがとうございました。
また明日、★5つ書評をご紹介させて
頂きます。




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