ETFとインデックス・ファンドの違い・コスト編 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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ETFとインデックス・ファンドの違い・コスト編

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ETFとインデックス・ファンド及びアクティブ・ファンドの違いの大きなものに、コストの違いがあります。

ご存じのとおり、一般的には、買付手数料と信託報酬はアクティブ・ファンドよりインデックスファンドが低いレベルに成ります。それ以上にETFは有利なけーすが多いので、資産形成の一番にETFを選択することが、コスト面で優位になります。

・信託報酬について
ETFの売買手数料とは株式に準じます。また、表にありますように多くのETFは連動する指数が同じインデックス・ファンドよりも信託報酬が低額です。

信託報酬は日々運用する資産に掛かりますから、信託報酬の安さはETFが長期での資産形成に役立つ優位点です。

例えばファンドの保有額が100万円の場合、0.5%の差は年間で5,000円の違いが出ます。10年保有すると5万円になりますので、この差は極めて大きなものと考えています。

・上場廃止のリスク
なお、ETFは株式と同様とはいえ、株価指数に連動するものですので倒産がありません。
但し、取引量が少なく採算の合わないものは、
上場が廃止されるリスクがありますので、日々の取引量や
資産残高などは必ず確認してください。両者の比較で夫々の主な優位点を書きに纏めました。参考としてください。

・上手な活用は
ETFとインデックス・ファンドの違いをご説明しましたが、
購入に際してどちらを選ぶかのお勧めは、
纏まった資金で投資を行う場合はETFを、
毎月一定額を積み立てるには、インデックス・ファンドの積み立ての
ご利用をお勧めします。

文責
ファイナンシャル・プランナー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 吉 野 充 巨

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。投資による損益はすべて読者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
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