- 西田 淑子
- サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
- 大阪府
- ビジネスコーチ
対象:コーチング
体育大学生だからといって、どんなスポーツでも万能にできるわけではありません。私は泳げない。息継ぎが不得意なのです。しかし、必須科目の水泳の単位を取るためには、なんとしても規定距離を泳ぐ必要があります。動機はどうであれ、チャレンジはする、というところが、体育大学生であると思います。
1回生のときの必須科目に、バスケットボールがありました。バスケットボール部ならともかくも、それ以外の学生は、高校生のときに体育の授業でやった、という程度のものです。
体育大学の授業でも、毎週1回90分が半年続くだけです。そのバスケットボールの期末試験が、ドリブルシュート10回中8回成功とフリースロー3回中1回成功、でした。つまりドリブルシュートの試験トライ中に3回目の失敗をしたら、最初からやり直し。フリースローは成功するまでやり続ける、という条件の期末テストでした。
女子40人のクラスのメンバーほとんどが、昼休みや授業の空き時間に体育館で一緒に練習したことを思い出します。
その授業の先生は、とにかく全員合格しろ、そのためには最後まで付き合ってやるから、と言ったそうです。私は覚えていませんが、当時の同級生の話によります。結果は、その同級生と私の記憶によると、全員合格だったはずです。
フリースローは、やり続ければ、1回くらいはマグレでも成功するでしょう。しかし、ドリブルシュートは10回中、8回の成功ですから、こちらのほうが難しく思います。
たとえ難しいと思うことであっても、成功すると思って、やり続けることが大切なのです。私たち人間は目標に向うシステムです。ですから練習を続けるにしたがって、自動修正していくことができます。自分で自分を失敗と認めずに、うまくいかなかった方法の発見であると思えば、私たちは常に成功に向い続けることができるのです。
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