屋外でレンズ交換してはいけないって? - 写真撮影レッスン - 専門家プロファイル

宮本 陽
And EM アンド・エム 代表
兵庫県
カメラマン

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対象:写真・ビデオ

宮本 陽
宮本 陽
(カメラマン)

閲覧数順 2016年12月05日更新

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屋外でレンズ交換してはいけないって?

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カルチャーカメラ教室よりフィードバック

カルチャーカメラ教室よりフィードバック:屋外でレンズ交換してはいけないって?

 

【求める結果にレンズ交換が必要であれば当たり前】

屋外ではレンズ交換をしてはいけない?そんなことが当たり前のように語られたこともありました。目的に応じた適切なレンズを選択することで望ましいアウトプットができる、というのが一眼レフの特徴です。しかし、レンズを交換する時点でボディ内にホコリやチリが侵入するリスクも発生します。そのため、できるだけレンズ交換はしないほうが良い、と言われた時期があったり、自分はレンズ交換はしない。と仰る方もありました。でも必要な場合にまでレンズ交換を躊躇するようでは本末転倒ではないでしょうか。

必要に応じて適切なレンズ交換をすることは、撮影目的を達成するために必要なアクションであるはずですので、ホコリを避けるために結果が出なかったという事態は避けなくてはなりません。ただし、できる限りリスクは負いたくないもの。自らすすんでゴミを入れたい、と考える人はいないはずです。


【屋外でのレンズ交換・具体的な方法】

では、具体的にどのような判断とアクションが必要でしょうか?撮影現場でレンズ交換の頻度を下げるためには、複数のボディが用意できる場合なら、それぞれに必要なレンズを装着して臨む、という方法があります。ですが一台のボディでどうしてもレンズ交換をしなくてはならない場合には、ホコリ・ゴミの侵入を避けるため、レンズを取り外している時間を短くすることを考えます。

1, これから交換するレンズのキャップを外してからボディ側のレンズを取り外す

2. ボディ側のレンズを外し、交換したいレンズを装着

3. 取り外したレンズにキャップをつける

本当に些細なことですが、これらを逆に行うとボディ側が開口している時間が長くなります。レンズ交換はそのカメラを使い続ける限り発生しますので、ホコリ・ゴミの侵入はその交換作業を行うごとに累積されます。ボディ側の開口時間を短くするという観点からのリスク低減です。


【屋外では交換できる状況と交換してはいけない状況を間違えない】

交換のアクションに配慮をすることでリスク軽減する、という「交換が可能な状況」と、これはトラブルの原因になるという「交換が困難・不可能、またはしてはいけない」状況を間違わないようにしたいものです。

具体例として、砂埃の舞う風の強い状況ではそうした粒子の侵入は必至でしょう。このような場合には基本的にレンズ交換は避けるべき状況かと思われます。風雨が強い状況も同様です。粒子や水滴等の進入により故障の原因となる可能性が考えられるならトラブルは未然に防ぐべきです。

今回のポイントから外れますが、CF、SDカードなどのメモリーカードスロットの開閉も同様の判断が求められる部分かと思います。



現在、多くの一眼レフには「センサーダストクリーニング」等の機能があり、センサー部分に付着したゴミを振るい落とす機構が備わっています。ある程度のゴミはこうした機能により除去できるものと考えられますが、完全除去を謳うものではないことも知っておくべきです。


いずれにしても、望まれる、もしくは求められる結果を導き出すためにはレンズ交換は必須の事項です。が、必要以上に長い時間に渡り、ボディ開口部をそのままにしておくのは避けたいものです。トラブルを未然に防ぐ、という判断とアクションもスキルの一つではないでしょうか。 


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