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チャンスは1回でよいのか?大学卒業者就職比率の国際間比較

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こんばんは。将来型会計事務所LBA 会計士の岸井です。

今週木曜日にはもう12月!
今年の目標で達成していないものはありませんか?
1カ月もあれば、大概のことは何とかなりますよ。

さて、本日は「大学卒業者の就職比率」に関してこちらで興味深い記事を見つけましたので紹介します。

2010年の大学卒業者で、卒業後すぐに就職した比率は、
英国15%、
米国24%、
中国70%、
日本92%
だそうです。 

日本ではご存じのとおり、「新卒」という肩書が何故か絶対的な力を持っています。
ともすると、そのタイミングで就職できないと、一種の負け組のような雰囲気さえあります。
実際、大手企業では入社する人のほとんどが新卒者で、それ以外は特殊能力を持つ人を除けば、
給料体系の低い立場での就職(非正規雇用)になってしまいます。 

そのため、大学生は勉強どころではなく、「就活生」となって最後の学生生活に幕を閉じます。

一方、欧米では「新卒」にブランドはなく、20代全般にわたり知識や能力を付けてきた人を採用します。
1年働いて、次のスキルを磨くために大学に戻るというような流動性もあります。
もちろん、大学が終わった後に、以前よりも良い条件で働くことができるわけです。



年功序列、終身雇用の時代はとうの昔に終わりました。
一斉就職だけが頑なに残されているように思えます。 

学生を「就活生」にしておくことが社会にプラスか、

さらに学びたい意欲を削ぐ社会のしくみはプラスか、

個々の生活スタイルが多様化したからこそ、考えなくてはいけないテーマです。

そういう時期に来ていると思います。 


(補足)
今回の記事の元である、アジアを中心としたグローバル人材を派遣されているグローバルリーフさんのページでは、「正社員と非正規社員の違い」についての記載があり、現場でのご経験を踏まえて問題意識をお持ちだと推察します。

私もその点については非常に関心の高いところですので、何かコラボ企画が出来ればと(一方的に)考えています。

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