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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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閲覧数順 2016年12月03日更新

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知らなかった・・では遅い!サプリメントの健康的な選び方(2)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・さてこのように国内外でサプリメントがもてはやされ、多くの企業によって様々なサプリメントが開発され、現代人の健康法の一つとして市民権を得るに至った要因としては、どのようなものがあるのでしょうか。それを考えるにあたっては時代による疾病構造の変化、食や農業をめぐる環境の変化、最新の医学や栄養学の研究成果、それに人々の健康観の変遷といった諸要素を総合的に検討する必要があります。サプリメントは良かれ悪しかれ、現代という時代をよく反映しているのです。

 

近年の疾病構造の特徴の一つとして、特定の感染症が減少した一方で、ガン、糖尿病、高血圧、心臓病などの生活習慣病や、うつ病などの精神疾患が急増しているということが挙げられます。すなわち外部からやってきた細菌やウイルスなどの病原体によって引き起こされる病気よりも、本人の不適切な食生活などのライフスタイル、社会から受けるストレス、周囲の環境の悪化などを原因として発症する病気が、現代では圧倒的に主流になっています。

 

そうだとすると、今の時代に蔓延しているこれらの病気を克服するには、特定の薬や手術などに頼るよりも、食事やライフスタイルを改善し、ストレスを緩和し、環境を改善するといったアプローチの方が理に適っています。このうち食事に関しては、昔から「医食同源」とか「病は食から」などと言い伝えられ、食事や栄養の重要性が教え継がれてきましたが、特に現代に於いてそれは一層の真実味を帯びています。食事や栄養の重要性を強調しても、し過ぎることはないのです。

 

例えば現代の米国に於いて、食事と栄養の重要性がまさに実証されました。もともと米国人の食事というと、分厚いハンバーガーやステーキ、フライドポテト、コカコーラなどと不健康なイメージがあり、実際にガンや心臓病、糖尿病などの生活習慣病が多発していましたが、約30年前から始まる官民を挙げての食事改善運動が実を結び、ガンや心臓病などは10年あまり前から減少に転じています。その骨子は「Five A Day」、つまり毎日野菜と果物を5皿以上食べましょう、というものです。

 

これとは対照的に日本では、ガンや心臓病、糖尿病などが増加の一途をたどっています。これまで日本人は男女ともに長寿世界一を誇り、その要因の一つは野菜中心の「和食」とされてきましたが、今ではこれに黄信号が灯っています。米国とは異なり日本では野菜や果物の消費量が減り続け、反対にファストフードやインスタント食品、菓子類などの消費量が増加しています。これではガンなど諸疾患が増え続けるのは致し方なく、いずれ平均寿命も短縮に転ずるのではないかと懸念されています。

 

このように健康維持や病気の予防のためには食事、特に野菜や果物などの重要性が叫ばれており、上記のような疾病動向に関する日米の差は、そのまま食生活改善に向けた日米の温度差といえそうです。それはともかく、日本も含めて「食」への関心は確実に高まってきているのは事実で、一部の医療機関では食事や栄養状態の改善を治療のメインの要素としています。それでは毎日の食事を改善するだけで、病気を予防し健康を手に入れることは充分に可能なのでしょうか・・(続く)

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