【リンクトイン 日本語版 登場】 起業なんかも変わるのか?
こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。
今朝の日経新聞に載っていたように、ソ連が崩壊して20年、石油や天然ガスの高騰で経済的に豊かになったロシアでは、今、起業家ブームが起きています。
ロシアの就職状況は、安定志向から銀行やエネルギー企業への大手国営企業が主流です。
一方では、警察等の腐敗!から、ヨーロッパ等への頭脳流出も続いていたそうです。
しかし、ここのところ政府に頼らず自分で起業しよう!、という起業家がIT産業で増えています。
これは、ロシア版 Face Bookの「フ・コンタクチェ」の創立者、パベル・ドゥーロフ氏らの活躍に刺激された若者が増えたためです。
こうした動き以外にも、スコルコボ・ビジネススクールのようなMBAスクールや、「デジタル・オクトーバー」といったベンチャー支援施設ができています。
スコルコボ・ビジネススクールのようなMBAでは、起業家は英語でプレゼンするなど、英語を使いこなして、初めから世界を相手にビジネスを挑もう、とするところに特色があるそうです。
また、ロシアのリゾート地であるセリゲル湖で国際青年フォーラム「セリゲル2011」が開かれ、日本を含め80カ国からの学生参加者も含め、9日間にわたりキャンプを行っています。
そこでは、ビジネスや起業のセミナーが開かれ、投資家から資金を集めた人も出てきています。
このように、ロシアの起業家のすそ野は広がっているようですが、ベンチャー起業の9割超は失敗に終わり、ビジネスプランも、まだまだ座学の域を出ていないようです。
ただ、日本でも「開業後10年の生存率は、約1割」、等といわれているので、もともと起業は厳しい世界です。
しかし、このフ・コンタクチェ、Face Bookとデザインがそっくり(苦笑)で、ツィッターとも連動しているそうです。
フ・コンタクチェは、招待状がなくても誰でも登録できるようです。
ロシア語の問題も、画面の一番下にある「日本語」を選択すれば日本語になるので大丈夫です。
試しに登録してみては、いかがですか?
<あわせて、よく読まれる記事です>
このコラムの執筆専門家
- 森 滋昭
- (東京都 / 公認会計士・税理士)
- 森公認会計士事務所 公認会計士・税理士
会社設立・創業融資をサポート
監査・税務・ビジネス、”3つのキャリア”で、約20年。 その間、いつも「決算書の数字の奥にあるものをみる!」感覚を研ぎ澄ましてきました。 だから・・・ベンチャーから上場企業まで、あなたの会社の、一番の社外サポーターに!
「ベンチャー」のコラム
【リンクトイン 日本語版 登場】 起業なんかも変わるか?(2011/10/22 09:10)
【10年ぶり スマホで、ベンチャー・ブームか!】(2011/08/24 09:08)
このコラムに類似したコラム
起業のやってはいけない。「いきなり開店、、」 萩原 貞幸 - 経営コンサルタント/起業家(2012/04/03 11:17)
介護起業支援の全国訪問介護協議会がFBユーザーネーム取得 荒井 信雄 - 起業コンサルタント(2011/06/16 16:45)
整体院開業の実際~40代妻子ありで脱サラした体験談 笠井 文哉 - 経営コンサルタント(2011/01/19 23:42)
「成功者のパターンとは」 松井 千恵美 - インストラクター養成/起業コンサルタント(2019/06/22 23:56)
官僚には言われたくない、起業リスクを取る取らない 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2014/04/23 20:37)