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閲覧数順 2016年12月10日更新

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現代の食にひそむ危険性・少しでも健康的に食べるには!?(6)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・さて近代的な食生活の本家である米国では、人々の健康状態にどのような変化があったのでしょうか。マクガバン・レポートの発表された1977年頃をピークに食肉の消費量が減少に転じ、反対に野菜や果物の摂取量が増加していきました。それと伴に心臓病による死亡が少しずつ減少傾向となっており、肉食の減少が奏功したという説があります。しかし一方では心臓病の発症自体は減っておらず、相変わらず多い砂糖の摂取や炭水化物の摂取量増加が原因だという説明もなされています。

 

一方で日本に於いては、米国よりも明白な傾向が現れています。生活習慣病であるガンと糖尿病、脂質異常症、高血圧、心臓病などが明らかに増加傾向であるほか、アレルギー疾患であるアトピーやぜんそく、花粉症が著しい増加傾向となっています。最も顕著なのは、うつ病やパニック障害などの精神疾患が激増しているという点です。これらの疾患の増加の原因としては社会環境の変化など複合要因が指摘されていますが、食生活の変化が最も大きい要因であることは確実です。

 

それでは日本人の食生活の変化に関して、具体的にどのような点が諸疾患の増加の原因となっているのでしょうか。上述した通り日本人の長寿の秘訣は過去の日本食にあるとされてきましたが、日本人の食生活の変化に関して、どのような点に重大な問題点があるのでしょうか。日本人が真の健康を取り戻し、本来の意味での「健康長寿」を目指すには、伝統的な日本食の良さを活かしつつ、現代の食生活上の問題点を是正していく必要があるのです。

 

そのような点に関してよく引き合いに出されるのが、沖縄に於ける健康問題です。世界的な長寿地帯として知られていた沖縄では戦後、男性の県別の平均寿命が1位から29位まで急落しました。主な要因は40~50代男性の急死の急増です。働き盛りの男性が心筋梗塞などで倒れ、亡くなる例が続出したのです。一方で80代以上の高齢者の死亡率には大きな変化がみられませんでした。従って100歳の祖父が50歳の孫の葬式を出す、などという「逆縁」が日常茶飯事となりました。

 

このような健康上の悪化の主因は、車社会の到来による運動不足と並んで食生活の劇的な変化が確実視されています。元々沖縄では豊富な野菜や果物、海藻類が人々の健康を支えていましたが、本土以上にアメリカナイズされた食生活が健康状態を害してしまいました。具体的にはハンバーガーやフライドチキン、フライドポテト、スナック菓子などを多食し、一方で野菜や果物、海藻類を食べなくなりました。それによって肥満や糖尿病などが激増し、諸疾患の急増を招いたのです。

 

沖縄ほど劇的ではないにせよ、日本本土に於いても野菜や果物、海藻類の摂取量が減少傾向を示し、一方で肉や様々な加工食品、ハンバーガー等のファストフードの摂取量が増えています。因果関係の特定は難しいながら、このような変化が日本に於ける糖尿病や高血圧、ガン、アレルギーなど諸疾患の増加を招いているのはほぼ確実ではないかと考えられます。それでは数多く出回っている近代的な食品のどのような点に、我々は気をつけなければならないのでしょうか・・(続く)

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