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薬以上の効果も期待!?健康の味方「ビタミンC」は大活躍(3)

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(続き)・・病気の成り立ちや治療、予防を考える上で最近特に注目されている栄養素として、「ビタミン」が挙げられます。ビタミンにはビタミンAやビタミンB群、ビタミンCなど多数あり、役割も様々ですが、全体的な特徴として、体内での各種酵素反応を触媒する役割や抗酸化作用など、実に幅広い役割を果たしています。糖質や脂質、タンパク質などといった3大栄養素の働きを補佐する、重要な役割も持っているのです。

 

これと並んで大切な栄養素に「ミネラル」があります。ミネラルは無機質とも表現され、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄、マンガンなど多くのものが含まれます。やはりミネラルも役割は多様ですが、ビタミンと同様に酵素反応の触媒や抗酸化作用、それに骨など組織の材料として幅広く活躍しています。ビタミンとミネラルとは、ごく微量で顕著な作用を示すことから「微量栄養素」と呼ばれています。

 

糖尿病やガン、うつ病などが増えている原因の一つとして食生活や栄養バランスの乱れがあると冒頭に述べましたが、ごく大雑把に表現すると、それは糖質や脂質など主要な栄養素が過剰な一方で、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素がたいへん不足しやすい状況にあるのです。その結果としてカロリーオーバーとなる反面、調整役の微量栄養素が不足することによって、身体の様々な機能に支障をきたす構図となっています。

 

なぜ我々現代人は、微量栄養素がたいへん不足しやすい状況にあるのでしょうか。原因の一つは現代人の「嗜好」にあります。ビタミンやミネラルは総じて野菜や果物、キノコ類、海藻類、豆類、イモ類などに豊富に含まれていますが、そのような自然の植物性食材の摂取量が現代人はおしなべて減ってきています。国民の消費性向などの統計をみても、野菜や果物、キノコ類、海藻類などの購買量や消費量は年々減少の一途です。

 

その一方で、甘いお菓子や清涼飲料水、菓子パン、インスタント食品、スナック菓子、ファストフードの類は、逆に若い世代を中心に消費量を伸ばしています。これらの食品は確かに便利で保存が利きますが、ビタミンやミネラルの含有量は総じて少なく、糖質や脂質が過剰な傾向があります。そのために血糖値は上がり体重は増えやすくなりますが、各種の調整作用を示す栄養素が足りないために、様々な病気を誘発するのです。

 

それと並んで現代の「農業」に関する問題もあります。野菜や果物などの作物に含まれるビタミンやミネラルなどの微量栄養素が、土壌の荒廃や化学肥料の多用などの影響で、年々減ってきているのです。栄養素の種類によっては、50年前の5分の1から10分の1という激減ぶりです。そのために野菜を一生懸命食べているのに栄養不足になってしまう人は多く、充分な栄養を摂るにはそれこそバケツ1杯分の野菜が必要なほどです・・(続く)

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