5月 神奈川県マンション市場動向 - マンション売買 - 専門家プロファイル

宮下 弘章
リスト株式会社 
神奈川県
不動産コンサルタント
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5月 神奈川県マンション市場動向

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5月の新築マンション市場動向の詳細が、
不動産経済研究所から発表されました。

首都圏の5月の新築マンション供給戸数は、3,914戸で、
前月に予想された5,000戸台予測を大幅に下回ったものの、
前月比3.6%増の微増という結果となりました。

契約率は79.2%(前月比2.2%増)となり、
好不調の目安となる70%のラインは大幅に上回っています。

発売住戸の平均価格は4,718万円(1.2%増)となり、
全体的な結果としては、前月とほぼ変わらない状況が続いています。

ちなみに、全3,914戸中
即日完売住戸が838戸(21.49%)もあります。
なお、フラット35登録物件も3,742戸(95.6%)で、
ほとんどの物件が対応可能となっています。

ちなみに、神奈川県の新築マンションの売れ行きが特に好調で、
県全体の契約率は81.7%となり、この10ヶ月程度は、
首都圏の中でも特に神奈川県内の販売の好調ぶりが伺えます。

5月の神奈川県内の状況は、
発売戸数834戸、契約戸数は682戸となっており、
特に横浜市での販売が好調を維持しています。

ところで皆さん、もし新築マンションを買うとしたら、
間取りはどのタイプを選びますか?

5月の神奈川県の間取り別シェアは次のようになっています。


※神奈川県の新築マンション販売動向
5月に神奈川県で発売・契約された間取り別シェア

※( )内は、全契約戸数に対する間取り別シェア
・ワンルーム    発売  7戸  契約  7戸  約   1%
・2DK     発売  1戸  契約  1戸  約0.15%
・2LDK    発売 89戸  契約 76戸  約  11%
・3LDK    発売624戸  契約515戸  約75.5%
・4LDK    発売113戸  契約 83戸  約  12%

ということで、圧倒的に3LDKのシェアが高くなっています。

日本の総世帯数に占める家族構成を見ていくと、
1世帯が2人以下の世帯は、既に半数を超えています。
しかし、出生率は微増しており、これから家族が増えることを考える
若い世代の人は、今のうちから3LDK程度の広さを確保しておけば、
将来は手狭になる可能性も低くなります。
逆に4LDKだと部屋数が多くいので、あまり需要がありません。
それに、物件が大きくなれば、その分価格は上昇してしまいます。

日本の給与水準、景気動向、出生率等の状況を鑑みると、
3LDKというのは、需要が一番高いのは納得できますね。


いろいろなデータを見ると、不動産市場の底堅さを改めて実感します。
地価がほぼ底値という状況、住宅ローン金利が過去最低水準だったり、
政策的に不動産関連の税制が優遇されている現状の日本は、
過去には1度も無かった、またとない住宅購入の好機です。

市場の動きが良いのは、
このことを皆さんが良く知っているからなのでしょうね!


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