●夫婦にとっての子供 その2 家族と仕事のバランサー
前回はいきなり深い視点をお話しましたが、あの話が根本的にイメージできるかどうかで、子供との関係と夫婦関係も変わってきます。良かったら再読をしてみてください。
さて、今回お話しするのは「子供は家族と仕事のバランサー」という話です。
多くの人から聞えてくるのは「子供が生まれたら子供中心の生活になって自分がしたいことが出来ない」という言葉です。
確かに、子供が生まれると、まず、母親は子供にかかりっきりになり、父親も色んな角度でバックアップすることが最低限求められます。
このときに父親が「自分は仕事が忙しいからそっちに専念して、子育ては全面的に妻に任せる」とやってしまうと、子供の心から父性が欠如していき、社会との繋がりが希薄な心になってしまいます。
実際、社会との繋がりに対して希薄になった若者が多くなっている事実がありますがこれはその影響もあるでしょう。
このように、子供の心が健全に育つかどうかは、夫婦にとって家庭と仕事のバランスが取れているかどうかが大きく関わってきます。ですので、子供の反応は夫婦にとって家庭と仕事のバランスが取れているか?の1つの指針になるでしょう。
これを機会に、家族と仕事のバランスを感じてみてください。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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