- 石橋 大右
- 株式会社和上ホールディングス 代表取締役
- 大阪府
- 住宅設備コーディネーター
対象:住宅設備
- 松林 宏治
- (住宅設備コーディネーター)
- 松本 秀守
- (住宅設備コーディネーター)
平成23年3月11日は、私たち日本人にとって忘れられない一日となってしまいました。
これを書いているのは3月15日ですので、地震発生から4日目です。
テレビでは連日地震関連のニュースが放送され続けており、被災地の生々しい惨状が目に飛び込んできます。
この場をお借りしまして、巨大地震によりお亡くなりになられた方々にはお悔やみを、そして今なお被災地で困難な生活を強いられている被災者の皆さまにはお見舞いを、心より申し上げます。
ご存知のように被災地ではライフラインが破壊されたせいで停電が続いている地域がたくさんあります。生活の多くを電気に依存しているのは日本全国どこでも同じなので、多大な不便を強いられていることと存じます。
さて、私たちが普及を進めるべく頑張っております太陽光発電というのは、自家発電装置です。屋根の上にある太陽電池に太陽光が当たれば、その場で発電してその場で使用することができる「地産地消」のエネルギーです。
普段、太陽光発電というのは環境性能や経済性ばかりが注目されますが、実はこのような局面になった時にも、太陽光発電というのは大きな威力を発揮するのです。
電力会社の送電網が破壊され、さらには福島原発という大規模発電施設が稼動できない状況になってしまったことで、首都圏では輪番停電という聞いたこともないような措置が取られ続けています。これについても、いつになったら解決するのかという目処は全く立っていません。
現在、被災地で今なお停電中の地域の皆さまで、ご自宅に太陽光発電を設置されている方は、今一度システムの「自立運転機能」にご注目いただきたいと思います。
これは送電網から電力供給が止まってしまった場合であっても、太陽が出ている昼間であればそこで発電された電力を取り出すことができる機能です。今回のような災害時に使うことを想定した機能です。
各メーカーの操作方法についてご紹介していますので、詳しくは弊社ホームページをご覧いただければと思います。
地球とお財布に優しいエネルギーというのは、普段私たちがお客様に太陽光発電をおすすめする際の宣伝文句です。
今は、さらに「被災された方々にも優しいエネルギー」であって欲しいと願ってやみません。
このコラムの執筆専門家
- 石橋 大右
- (大阪府 / 住宅設備コーディネーター)
- 株式会社和上ホールディングス 代表取締役
太陽光発電とオール電化を追及するプロフェッショナル
私たちは太陽光発電・蓄電池・オール電化のご相談、お問合せを全国から頂いており、その数は年間1000件以上にもなります。業界の動向や評判、お悩みのひとつひとつにお答えできる情報を発信し、全てのご家庭、そして地球環境に貢献したいと考えています。
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