太陽光発電、もう少し待てばもっといいのが出るんじゃないの? - 太陽光発電・太陽熱温水器 - 専門家プロファイル

小島 忠嘉
カナヤホーム・レジデンシャル株式会社 代表取締役
東京都
建築プロデューサー

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閲覧数順 2016年12月05日更新

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太陽光発電、もう少し待てばもっといいのが出るんじゃないの?

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【太陽光発電システム、もう少し待てばもっといいのが出るんじゃないの?】

 

太陽光発電システムの導入を検討されている人も多くいると思います。

でも、導入に当たって、良いのは分かるけど、「価格、高いんじゃないの?」 とか

「来年ならもっと安くなるんじゃないの?」 とか

「いま買うよりもう少し待てばもっといい製品が出るんじゃないの?」

とお思いの方もたくさんいるのではないでしょうか?

 

例えば、同じメーカーの同じ製品ラインの比較では、10年前と現在では確かに価格は2分の1くらいになりました。

しかし、10年前の製品のワット数が190Wでした。現在の製品のワット数が233Wです。

240Wの製品もありますが、歩留まりが悪いため受注生産扱いとなっています。

(注: 歩留まりとは、製造などの生産全般において、原料の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られる製品生産数比率のこと。)

要するに、10年間で20%程度しか出力容量は変わっていません。 

そして、A社が何々を開発したとかB大学が何々を開発中とか、ほぼ毎日と言っても良いくらい太陽光発電システムに関する記事が新聞紙上を賑わしているのも事実です。 

 

さて、そこで、本当にすぐにいい製品が出るのでしょうか?

 

私の調べたところでは、現在の技術力における太陽光から電流へ変換する効率は、シリコン型だと理論値で30%が限界と言われています。

実用化されてるものでセルレベルでせいぜい20%強というのが現状です。

また、キャズム理論ではイノベーターとアーリーアダプターと呼ばれる早い段階で導入する人たちを合わせた層に普及した段階で、新技術や新流行は急激に拡がっていくとされています。

キャズムとは、 http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/chasm.html

 

この段階での普及率が16%です。

普及率が16%を超過するのは2020年と推測しています。

この普及率16%を超過できれば確かに低価格方向に一気に進む可能性はあります。

しかし、この時には恐らく補助金もなく、売電価格も24~30円程度と思われます。

 

そして、太陽光発電システムの単価はムーアの法則に従えば、30万円/kWまで低減すれば、数年で回収できるようになり、「真の市場の自立化」に近いと言えるのですが........

 

ちなみに現在の普及率はやっと3%程度です。

 

さぁ、あなたはいつ太陽光発電システムを導入しますか?

 

太陽光発電システムを導入するなら2020年以降が正解と思ったあなたはこの記事を読んでいないでしょう。

では、いつでしょう?

そう、すぐです。

 

なぜならば、あなたは、アーリーアダプタだからです。

 

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