日経ヴェリタス投信番付1位は？！

こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。

　お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。

　日本経済新聞社が、投資家の人気と運用の効率で2010年に最も健闘した投資信託を選ぶ「日経ヴェリタス投信番付」をまとめ発表しました。

　対象は公募の追加型株式投資信託。

　11月末までに資金がいくら流入したか、運用リスクに見合うだけの収益を上げたかの２面から評価します。

　首位はニッセイアセットマネジメントが運用する「日本インカムオープン（Ｊボンド）」。

　主に日本企業の社債に投資し、利息収入を原資に毎月分配する商品です。

　年換算の分配金利回りは1.8％程度と外債投信などに比べて低いですが、値動きが穏やかな点が評価され、不人気な個人向け国債の償還資金の受け皿にもなり、約2000億円が流入。

　２位は、野村アセットマネジメントが運用する「米国ハイ・イールド債券投信　ブラジルレアルコース」。

　ドル建て資産を組み入れながら、為替取引を使って高金利のレアル建てに仕立て直した「通貨選択型投信」で、年20％超の高分配が、人気のハイリスク商品。

　安全志向とリターン重視に二極化する投信市場の傾向を反映した結果だそうです。個人投資家が自分で勉強して、自分で商品を選んだ結果なら、別にいいですけどね。

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