- 木和田 雅朗
- FP事務所らいふ工房 代表
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:教育資金・教育ローン
相談実務事例に基づく学資保険の限界とその対策。
その最終回です。
【前回・前々回のコラム】
学資保険の限界とその対策
http://profile.ne.jp/pf/fp-lifekoubou-kiwada/c/c-46897
学資保険の限界とその対策2
http://profile.ne.jp/pf/fp-lifekoubou-kiwada/c/c-47241/
「現代」進学状況に追いついていない(相談者さん談)ため、
学資保険だけではこの方のニーズを十分に満たすことはできません。
そう、学資保険‘‘だけ”では・・・
生命保険の種類で終身保険があります。
この終身保険の特徴のひとつに「貯蓄性」があります。
それは、保険料払込終了後に解約した時に受け取れる解約返戻金が
払い込んだ保険料と大体同じくらいあるということです。
ですので、保険料払込期間をお子さんが中学進学前に設定し、
進学時に解約しその解約返戻金を進学資金に充てるわけです。
今回の相談者さんが最終的に選んだプランは
1.学資保険商品B
2.終身保険(保険料払込期間10年)
の組み合わせでした。
もし、中学進学時の費用を預貯金でまかなえれば、
終身保険は解約せずそのまま継続すればOKです。
保険料の払い込みは終わっていますが、
解約返戻金はどんどん増えます。
ですのでその先の高校・大学進学費用に充てればいいのです。
以上、進学ニーズと学資保険に関する相談事例でした。
コラムの性質上、かなり大雑把な説明となっております。
詳しい説明は生命保険に精通した相談実務経験豊富な
ファイナンシャルプランナーにお尋ねください。
うんちく垂らしているだけで相談実務経験のほとんどない
学者もどきファイナンシャルプランナーは問題外ですよ。
おそらくその手のほとんどの‘‘先生”って
保険提案書を作成できませんからね。
それと間違っても保険ショップをはじめとする「保険屋」には
絶対に相談にいかないこと!
もれなく余分なモノ売りつけられますよ。
このコラムに類似したコラム
低金利時代、学資保険の賢い入り方 辻畑 憲男 - ファイナンシャルプランナー(2011/03/08 22:00)
学資保険代わりに低解約返戻金型保険を活用する方法-商品選び 平野 雅章 - ファイナンシャルプランナー(2010/11/07 13:30)
学資保険の限界とその対策2 木和田 雅朗 - ファイナンシャルプランナー(2010/10/19 19:36)
学資保険の限界とその対策 木和田 雅朗 - ファイナンシャルプランナー(2010/10/19 19:34)
「学資(こども)保険」の選び方 その1 森 久美子 - ファイナンシャルプランナー(2010/07/08 15:00)