不動産仲介業者が間に入るメリット - 戸建て住宅売買 - 専門家プロファイル

宮下 弘章
リスト株式会社 
神奈川県
不動産コンサルタント
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不動産仲介業者が間に入るメリット

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新築の一戸建て住宅などを購入する場合、
売主(業者)が自社で販売しているケースを除いては、
仲介業者が間に入るケースが一般的です。

でも皆さん、どうして直接取引にならないのでしょうかね?
疑問に思っていらっしゃる方も多いと思います。
そして、直接取引ではなく、仲介が間に入ることでのメリットって
何があるのでしょうか?

お客様は、仲介で物件を購入すると、仲介業者に対し
仲介手数料をお支払いします。これには上限が設定されていて、
基本は(物件価格×3%+6万円)×消費税となります。

お客様にとっては、仲介業者が間に入ることによって、
次のようなメリットが生まれます。

(1)契約条件を有利に運ぶ
(2)契約後の諸手続きがスムーズに進む
(3)仲介業者の提携ローン等で条件が良いローンを組める
(4)何かトラブルが発生した場合は、仲介業者が間に入って
解決に向けて動いてくれる(味方になってくれる)。


やはり最大のメリットは、
契約中に何かトラブルが発生した場合などに、
仲介業者が調整役で間いるほうが圧倒的に心強いです。

お客様にとって、プロである売主(業者)と直接契約をすることは
見方によっては分が悪いとも言えます。
(基本的には素人とプロの契約ですから)
でも、仲介業者という強い味方がいることで、
安心して取引を進めることができるわけです。

不動産売買は、基本的に仲介業者が入る契約のほうが
その後の諸手続き等を含めスムーズに進んでいきます。
これは、売主(業者)に比べ仲介業者の方が契約等の実務に慣れていて、
システムが整っている会社が多いからです。
なので、売主(業者)側からみても仲介業者が入ることを嫌うということは
基本的にはありません。

売主は物件を造り、主として売る活動と取引を進めるのは仲介業者
という考え方が一般的です。

もし仮に仲介が入ると条件が悪くなることがあるとすれば、
契約前の申込み段階で生じる可能性は少しあるかもしれません。
例えば、売主が自ら販売活動を行なっているような場合で、同じタイミングで
申込みが重なってしまった場合などは、仲介経由の申込みよりも
自社のお客様を優先する会社はあるかもしれませんね。
ただ、基本的には申し込み順で交渉権がありますし、
また契約が締結されれば、1お客様としてその後の条件等が
区別されたりしません。

もし物件購入をご検討中の方がいらっしゃいましたら、
是非ご参考にしていただければと思います!

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