こんにちは。
ビーイットの飯島宗裕です。
これだけ暑い日だと考える効率も下がります。
でも、やるべきことは山ほどあって。
贅沢な悩みですね。
さて、今回のテーマ。
私はロジカルシンキングを用いた問題解決の研修を
行なうことがあります。(一番の専門分野です)
しかし、いつも感じるのは「問題解決に慣れていないなあ」
ということ。
もちろん、受講生はそれを学びにきているのですから当たりまえ。
では、なぜ「慣れて」いないのでしょうか。
まず、どのような時に「慣れていない」と感じるのかというと、
問題解決の実習をやらせると、すぐに解決策に走るのです。
つまり、問題の原因を追究しないということ。
これでは真の問題解決はできません。
では、なぜそのような思考になっているのか考えてみました。
一つの結論は「算数」です。
日本の算数は 「1+1=?」 のように正解を求めます。
つまり、解決策を求める教育を長い間受けているわけです。
一方、IT技術の高いインドでは 「6=?+?」という算数です。
これは要素を分解する算式で、原因追求型の教育を受けていると
私は考えています。
つまり、子どもの時代の教育から日本人は「正解」を求めており、
それが問題解決のときに「原因追求」ではなく「解決策の提示」に
走るのではないでしょうか。
もちろん、これが全てだとは思いませんが、大きく影響しているように
感じるのです。
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