- 人見 隆之
- ISOマネジメント研究所 所長
- ISOコンサルタント
何気ない声かけの実践
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前のコラム(2010/06/25)にて、いかに顧客との関係を築くかを述べましたが、顧客との関係を築く前に、やるべきことがあります。それは、いかに、社員同士との関係を築くか、ということです。
これは、ワールドカップサッカーの日本代表が、チームの一体感を前面に出して、健闘したように、まずは、社内の関係強化、社内のコミュニケーションが大事となります。
ISO9001の要求事項でいえば、5.5.3内部コミュニケーションです。このISOでは、単にコミュニケーションのプロセスを確立することしか述べておりませんので、具体的でどうやるのかが肝心です。
では、具体的に、社内コミュニケーションをどうやっていくのか、一体感を作り出すにはどうしたらよいのか、そのヒントが今回健闘した、ワールドカップサッカーの日本代表の主将であった川口能活選手の言葉にあります。チームの一体感を作り出すのに、どうしたのかと聞かれ、川口選手はこう答えています。
「特別なことは何もしていない、ただ、一人一人に声をかけただけだ」と述べていました。
つまり、リーダーによる“なにげない声かけ”この実践から、まずは、始まるのだと思います。
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