通行量を調べても出店後の売り上げはわからない(2) - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

林原 安徳
有限会社 ソルブ 代表取締役
経営コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月08日更新

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通行量を調べても出店後の売り上げはわからない(2)

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立地判定と売上予測の基礎
通行量調査が浸透している背景として、さらにもう一つ「キャッチ率法」という売上予想が挙げられます。
以下の式による予想手法です。

売り上げ = 店前通行量 × 来店率(キャッチ率)× 客単価

一見、説得力があるものの、実は一番重要な来店率(キャッチ率)を決める根拠がありません。
先の例でいえば、通勤途中の人ばかり往来する道と、買い物客ばかり往来する道では、キャッチ率が同じになるはずがないのです。
キャッチ率が変動してしまっては、店前通行量を正確に計測しても意味がありませんね。

要するに、通行量を調べても、出店後の売り上げはわからないし、立地の良否判定もできないのです。

こうした通行量調査に膨大な費用や時間をかけても、期待した結果を得られることは稀です。
通行量以上に重要な立地上のファクターはたくさんありますので、そちらを調べることにお金と時間をかけたほうが、数倍も価値的であるといえるでしょう。

(つづく)


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