日本は中国にスピートで負けている - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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日本は中国にスピートで負けている

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中国に住んで発見したこと ビジネス事情
これは、うちの夫(当社社長・中国人)のメルマガからのパクリです(笑)

現場からの実感あふれる事例なので、敢えてご紹介いたします。
   ↓

先週、中国出張中に、寧波拝特というバッテリ検査装置の会社を訪問しました。
この会社は、ここ数年売り上げが急激に伸びています。
もちろん、中国経済全体、しいてはバッテリ業界の好調振りという側面があることは否めません。

それ以上に、企業文化である「馬上行動」(すぐ行動する)と密接に関係していると思います。

先週月曜、わが社の技術・営業担当者と一緒に、寧波拝特に打ち合わせに行ってきました。
そして、今後やるべきことを確認し、帰途に着きました。
ところが、一週間後提出していただく資料が、翌日に、すぐに送られてきたのです。
また、その次の日に「皆さんが日本に帰る前に、再度打ち合わせしたい」と連絡が入ったのです。
結果として、我々が帰国ぎりぎりの時間まで、すべての事項がクリアでき、合意に至ることができました。

これまで、日本人は、「中国はスピードが遅く、決まるまで時間がかかる」という固定概念がありました。
しかし、今まではそうだったかも知れませんが、今は、中国人(民間会社)の方が遥かに速いのです。
日本の会社が負けているのは、技術ではなく、スピードではないかと、新ためて認識しました。

これまで、強いものが勝ち、弱い者が負けることでした。
これからの時代は、「速い者が勝ち、遅い者が負ける」
ということを肝に銘じたい。