中国人に、日本人の『職業観』を語る - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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中国人に、日本人の『職業観』を語る

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中国に住んで発見したこと ビジネス事情
先日、中国人を対象にプチ講演会を行ないました。

テーマは「職業観」について。

まず、冒頭に問いかけです。

仕事とは・・・?

単なる稼ぐ手段だったり、苦役になっていませんか?

それって、死事〔しごと〕。

「仕える事」の仕事じゃなくて、「私事・しごと」〔私みずからが主体的なオーナー意識をもって取り組む〕ことじゃなければならない。

いえ、そこから更に発展して、「志事・しごと」にまで高める必要あり。

といったような内容でお話しました。


そして、事例紹介として、「伝説のドアマン」と呼ばれる名田さんの話をご紹介しました。

ホテルの配車係からスタートして、超一流ホテルの幹部にまで上り詰めた方の成功物語です。

4000名のお客様の名前と顔・好み等を覚え、ドアマンという立場でありながら、年間4億円の売上を上げる〔ちなみに営業に専念している人でも年間8千万円程度の売上〕という、努力と責任感と顧客愛に生きる方の実話です。

この話、中国人の方にとっては衝撃だったようです。

日本人て、そこまで心を込めて、プロ意識に徹して一生懸命仕事をするのか・・・見習わなければ・・・といった感想が聞かれました。

国籍や時代を問わず、いつだって真面目にコツコツと努力する人は報われるのです。