- 谷澤 史子
- ミューズ・ブランディング・アカデミー(株) 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
という若い方が増えてきています。
良いことです。こんな時代にプラス思考でいられると言うのはとっても
結構なことです。
しかし、そういう若い方とお話していると
(それは、プラス思考ではなくて、現実逃避じゃないの?)
と首をかしげる事もしばしば。
反省のないプラス思考が多すぎるからです。
本来プラス思考とは、陥ってしまった状況を認め、自分自身の行動を
顧みて、次のチャンスに生かすように自分自身をバージョンアップ
することのはずです。
しかし、一部のプラス思考の人達は
A君 「自分は悪くない。わからない相手が悪い」
B君 「自分は悪くない。たまたまタイミングが悪かっただけ」
Cさん「自分は悪くない。占いでいう悪い時期だったから」
そんなので良いのでしょうか?そのプラス思考は成長に繋がりません!
「A君!わからない相手を説得できない君の責任は?」
「B君!タイミングを読めなかった君の責任は?」
「Cさん!自分の人生を占い任せにしていいの?」
と突っ込みたくなります。
バージョンアップに繋がるプラス思考ならば
A君「一生懸命やった自分は認めよう。でもまだまだ実力及ばず。相手の気持ちを汲み取る努力をするようにしてこれから頑張ろう」
B君「状況判断が甘かった。もう少し分析力をつけて再度挑戦してみよう!」
Cさん「自分のバイオリズムに耳を傾けよう。そしてこれからは決断は全て自分自身でしよう」
となるはずです。
チャレンジを恐れない勇気と、自分自身の失敗から目をそらさない勇気、
その二つが揃ってこそ、自分自身を強くする「プラス思考」である事を
忘れないでください。