- 宮本 ゆかり
- マイウェイネットワーク
- ビジネススキル講師
対象:ビジネススキル
人事のほうから新人に対する要望として、
「整理する力」と「伝達力〔聴く・話す・書く力〕」を向上させて欲しいという指示がきました。
確かにこれらは、ビジネスシーンでは、どの職種にも共通して求められる能力です。
そこで研修カリキュラムを考案したのですが、
その前に、「整理する力があるとはどういうことなのか?」
「伝達力があるとはどういうことなのか?」について、定義してみました。
【整理する力があるとはどういうことか?】
■まず前提条件として・・・
「物事の本質を掴むことができる」
その上で・・・
・目的を明確に把握し、目的達成に徹することができる
・目的に照らして優先順位をつけることができる
・「目的と手段」を明確に区別できる
・「原因と結果」を明確に区別できる
・分類できる〔物事の関連性がわかる。上位・下位の概念がわかる〕
・要約力がある〔ある事象を、適切な単語を使って端的に表現できる〕
【伝達力があるとはどういうことか?】
■主観と客観をバランスよく使い分けて話す/書くことができる
・人の心理をよむことができる〔人間の喜怒哀楽、求めているものがわかる〕
・主観性がある〔まず自分の信念・願望があり、それを情熱的に伝えられる〕
・客観性がある〔相手の立場に立った冷静な視点がある〕
・具体化できる〔豊富な比喩や例え話を、適切に応用することができる〕
・数値化できる〔客観的なデータを使うなど、数値で表現できる〕
■伝えたい内容をシンプルに構築できる
→難しくて複雑な事柄を、簡単にわかりやすく表現できる
・ツリー化できる
・ストーリーを作ることができる
・表やグラフなどを使ってビジュアル化する等、効果的に表現できる
以上
これらの力をつけるために、体験型カリキュラムを通じて取り組んでいます。