最近の失敗談その2。先日お気に入りのウールのパンツのお尻に大きな穴が空いているのを発見し、本当にビックリしました。外を歩くときはコートを着ていましたし、店で座るとき人にお尻は見えなかったはずですが、気づかなかった自分に大爆笑 10年以上愛用した大好きなパンツでしたが、これで感謝してお別れできました
さて、今月の小雑誌『PHPスペシャル』、特集は「毎日が楽しくなる頭と心の整え方」。
私の連載「働く女性のための相談室」のお題は、会社員の方が収入を増やすために副業したいけど、そのために資格をとろうと始めた勉強が続かないというお悩みです。
大企業以外なかなか賃上げが進まないなか、収入アップのために副業を考える方もいらっしゃると思います。でも、どうやって稼ぐのかと考えたとき、資格をとることを考える方も多いでしょう。
ただ、フルタイムでお仕事しながら、オフの時間で勉強するって本当に大変。本誌にも書いていますが、私も会社員時代に英語の通信教育で挫折したことがあります
一方、カウンセラーになってからは、常に何かしら本や動画やセミナーで心理系のことを学んでいます。心理の勉強は奥が深くとても楽しいので飽きることがありません。
何が違うのかというと、興味とモチベーションかなと思います。
私がかつて挫折したとき、動機は「あわよくば」でした。特に差し迫った事情もなく、特に好きだったことでもありませんでした。
クライアントさんたちのお話を聞いていても、副業や転職に有利かと思って始めた勉強が続かなかったという話は珍しくありません。
つまり、勉強が続くのは、純粋に興味がある場合か、ある資格をとらなければ仕事が続けられないなど必要に迫られた場合くらいなのではないかと思います。
だから、特に好きでもない、切羽詰まった理由もなく始めた勉強が続かないのは当然と言えば当然。そんな自分を責めたらかわいそうです。
勉強にかぎらず仕事や趣味など、長続きしない自分を責める人も多いですが、そもそもなんでも続けばいいというものではないですし、続くことが正しいことでもありません。
好きで続いていることがあるなら、それはとても幸運なことです。あたりまえじゃありません。だから続かないからといってどうか自分を責めないで。「残念だけど、合わなかった。でもいい経験ができた」でOKです。(好きで続いていることがある人は幸運をかみしめましょう!)
もしどうしても続いていることがほしいなら、あれこれ試してみるしかありません。そうすれば、少なくとも「あれこれ試すこと」は続きますし、いろいろ経験すれば見えてくるものもあるはずです。
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。