結婚しない若者の理由の一つに「潔癖症」で他人と暮らすイメージが沸かないという方が結構おられます。
ニューノーマルな暮らし方では、「家族団らん」でリビングでテレビを観るスタイルから個々の趣味時間にスイッチされ、部屋の使い方も変わりつつあります。
富裕層の芸能人の家が、8LLDDKKなどと発表され驚きを感じるようですが、よく考えてみれば4LDK×2という見方もできます。
首都圏ではマンションの部屋余り現象で、不動産業界も意識改革・法改正などが進み、夫婦別姓が普通になったりすると、賃貸マンションを2軒同時に借りる家庭も出てくると思います。
部屋の使い方も、1つのリビングはテレワーク用で、もう一つはワークアウト用(スポーツ用)の機器を置くなど、居室もウォークインクローゼットのような洋服部屋にしたり、お互いのライフスタイルを共有した住まい方もありえますね。
男性も料理する時代なのでキッチンもそれぞれ自分用として使ったり、浴室も違った使い方をしてもストレスになりません。
「原状回復義務」のある賃貸契約も、オーナーが認めれば借主の費用でリノベーションも盛んになったり、店舗のようにスケルトン渡しで借主が部屋をデザインする時代も近いように感じています。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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