江原啓之さんの『金霊』を読んで

江原啓之さんの書かれた

「人生を変えるお金の極意『金霊（かねたま）』」という本を読みました。江原啓之さんというと、目に見えないものが見える方という印象が強いですが、地に足をつけて生きるために大切な心がけを説かれた本をたくさん書かれています。

この本の第１章では、

お金の鉄則が５１の極意にまとめられ、様々なことわざを用いて解説されています。極意６は「自己憐憫」「責任転嫁」「依存心」が貧乏神を招くという言葉なのですが、この３つの言葉は江原さんが不幸の原因として度々言われている言葉です。「私はかわいそう」「うまくいかないのは人のせい、環境のせい」「お金があったらなんとかなるのに」こういう心は「ココロ貧乏」なのだそうです。

今あるものに感謝の念が湧いてきて、心をこめて人のために自分の能力を提供することができ、幸せになれるそうです。

第２章は、

巷に溢れる「金運アップ法」２０個の真偽に江原さんが答えるコーナーです。第１章の極意３１で、動機がすべてと心得るという言葉が載っているのですが、どんな金運アップ法であっても、「私利私欲のためではなく、みんなの幸せを願って念を込める」ということが一番重要であるように思われました。

第３章では

どうしてもお金が欲しい窮地の時の秘儀が載っています。毎日笑顔でいる、挨拶を欠かさない、感謝を忘れない、謙虚な気持ちを持つ、何か一つは善いことをするという１日５善は、ぜひとも継続したいと思いました。

巻末付録では、

お金に対する自分の心の状態を把握し、イメージを書き換えることで問題を克服するというワークがあります。家族全員でやってみたところ、３人ともお金を得ることは難しいというイメージを持っていることがわかりました。皆様もご興味がございましたら、本をご覧になってみてください。