- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
「 いそがしい毎日でも、おいしくてからだにいいものを食べたい。
そんな想いから、手軽なのに栄養バランスがよい、完全栄養食を開発しました。 」
これは、とある食べ物に書かれている内容です。
ついに、ここまで考え方が壊れたか・・・。
と、暗澹たる気持ちになります。
どんな由来かもわからない材料をこねくり回して、栄養バランスだけ
考えて作っても、体にいいことはありません。
栄養バランスがいいといわれる病院食食べても
健康にならないのと一緒です。
病院食は、調理しているだけまだいいです。
私たちは、植物や動物の栄養だけを食べているわけではなく
元気を食べています。
タイなどのアジアに行ってご飯を食べると元気になるのは
食べ物に元気が宿っているからです。
栄養のことをやたら話す
管理栄養士の奥さんをネパールに連れて行って
食べ物を食べてもらったら
「食べ物の元気が全然違う!
食べて、こんなに疲れが取れるのは初めて。
栄養じゃないんだね。
でも、食べたこと無い人にはわからないよ、きっと。」
と驚いていました。
今は、なんでも分解して、数値化してしまいます。
それが、科学的という話になります。 栄養素のバランスもそうです。どこかの科学者が計算したデータをもとに栄養がこれぐらい必要だといいます。 たしかに、脚気などは栄養不足で起こりますがごく少数の問題だけです。 それよりも、科学が発達した日本で、3人に1人がアレルギーをもち、2人に1人がガンになります。 病院にいく患者数は、増え続けています。 健康で生きられる寿命は、実際の寿命と比べて10年も少ない。 昔より寿命が延びたかも知れませんが、半病人が増えました。 栄養が偏っているからという人もいますが、根本的な問題はそこではありません。 まず、元気な食べ物を食べていません。元気な食べ物を食べる最も簡単な方法は「家で調理して食べること」です。 忙しい毎日であろうと、まずちゃんと家で調理して食べることそれが基本です。 それを飛ばして、栄養素だけそろえても元気にはなりません。見た瞬間に邪気が多くて、食べる気もしない製品が増えすぎました。 本当に、頭でしか考えない人たちが増えすぎて、基本的なことをおろそかにする世の中になってしまいました。 このままだと、人間は自滅してしまいます。
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このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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