- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
今回もマスクの話です。
マスクをつけ続けていると、ガンが進行したり、ガンにかかりやすくなります。
理由はとても簡単で、
「酸欠になるから」
です。
皆さん体験されている通り、マスクをすると呼吸が浅くなり、息苦しくなることもあります。
その原因は、呼吸で十分な酸素を取り込めないからです。
酸素は、細胞にあるミトコンドリアの中で炭水化物などを燃やして、ATPというエネルギーを作ります。
このATPが十分にあると、体のさまざまな機能が働くようになります。もちろん、自然治癒力も上がりますし、免疫力のバランスも良くなります。
では、酸素が不足するとどうなるかといえば、
・ATPを作ることができない
・ミトコンドリアの働きが低下する
といったことが起こります。
ミトコンドリアというのは、体内の約90%のATPを作っている大きな工場という役割以外に、
「細胞の寿命を決める」
という働きを持っています。
ミトコンドリアが酸素不足で働かなくなると、古い細胞が予定通りに死にません。
この死なない細胞を、がん細胞と呼んでいます。
がん細胞もATPを作りますが、普通の細胞の1/18しか作ることができません。
ご飯を食べても、今までの1/18しかエネルギーが作れません。
ガンになると皆さんどんどん痩せ細っていくのはこれが理由です。
食べる量で、体に必要なATPを賄えないので、体内にあるタンパク質や脂肪といった生命維持に必要なものまでATP生産に使います。
例えていえば、焚き火をする燃料がないから家の柱などを材料にして、最後は家が無くなるようなものです。
まとめると、
マスクをする→体に酸素が足りなくなる→ミトコンドリアが働かなくなる→細胞が死なない→がん細胞になる
ということです。
すでにガンになっている方は、ガン細胞の増加が加速します。
ガン細胞まで悪化しなくても、酸素が足りないとATP生産は低下します。
ですから、自然治癒力が低下し、免疫力もバランスが悪くなり、病気になりやすくなります。
また、エネルギーが足りないのでいつも疲れていたり、寝ても疲れが取れないという半病人状態になります。
これは、高校の生物で習うATPを生産する回路の話をもとに説明しています。
マスク推進をしている医療関係者は、一体何を考えているのかと呆れてしまいます。
このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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