ダイレクトメールの作り方10 - 営業戦略・販売計画 - 専門家プロファイル

水内 終一也
合資会社アクタリスト 
経営コンサルタント

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尾島 弘一
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閲覧数順 2024年05月08日更新

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ダイレクトメールの作り方10

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ダイレクトメール ダイレクトメールの作り方

ダイレクトメールの作り方10 名簿のクリーニング



「名簿のクリーニング」に関して前回、おつたえしたのですが、この「名簿のクリーニング」を私が行っている理由をちょっとお伝えします。


1つには、もちろん、ダイレクトメールの未着を未然に防いで、ダイレクトメールの未着による経費を削減するということが1つ。

また、送付通数の母数が減ることから、ダイレクトメールの反応率が向上したり、精確な数値になります。

そして、通常はダイレクトメールを送付して、未着になったダイレクトメールの宛先を名簿リストから削除する作業が軽減されます。

「名簿のクリーニング」を行うことで、ムダにおわるダイレクトメールの経費を削減できるだけでなく、名簿リストの管理作業の業務も軽減できます。


こうした、クライアントへのメリットがあるサービスなので、「名簿のクリーニング」サービスをやっているのですが、もう1つの理由があります。


「名簿のクリーニング」サービスは、貴社のダイレクト・メールの費用のムダを削減するだけではなく、森林資源のムダを無くし、二酸化炭素排出を抑えるサービスなのです。


ダイレクト・メールの未着を未然に防ぐことで、ムダになるはずの印刷物を減らし、森林資源のムダを減らします。


また、通常、未着になるダイレクト・メールは、発送されて、そして未着となって送り返されます。無事に宛先に届かないばかりか、輸送の手間が倍かかって、ガソリンの無駄遣いです。


ダイレクト・メールの未着を未然に防ぐことで、ムダに浪費されるガソリンの燃焼を削減し、二酸化炭素排出を抑制します。地球温暖化抑制効果を持つ、地球にやさしいサービスなのです。


実際のところ、地球温暖化抑制効果としては、未着率が10%だとすると「チーム マイナス6%」の二酸化炭素排出削減6%の数値よりも効果があると言えるでしょう。


実際には、未着のダイレクトメールは、行って、帰ってくる、往復のガソリン代がかかっていますので、「チーム マイナス6%」と比較する場合、未着率3%以上であれば、「チーム マイナス6%」の二酸化炭素排出削減6%を越えることになります。


企業はビジネスを行う上で、ダイレクトメールを廃止することはできないでしょうから、こうした小さな努力で地球環境を守ることは大事です。

ガソリン代での比較をしましたが、未着になってムダになる印刷物のことも考えています。


もし、日本中のダイレクトメールの未着を防いだら、どれくらいになるでしょう?


経済産業省の『平成15年特定サービス産業実態調査報告書 広告業編』では、「折込み・ダイレクトメール」に、1年間に1兆977億円が使われているとあります。


おそらく折込チラシの方が、枚数は多いでしょうが、折込チラシはダイレクトメールと比較して、1通あたりの経費が安く、数円ですので、ざっくりと、5000億円がダイレクトメールに使われていると仮定します。


ダイレクトメールの経費を1通平均100円だとすると、50億通分です。


この中で、10%の未着が発生していた場合、5億通です。


ダイレクトメールの封入物が手紙一枚とチラシ一枚だったとします。


10億枚です。


ミカン箱サイズより、ちょっと大きい箱でA4サイズの用紙が5000枚です。


ダイレクトメールのムダによって、このミカン箱サイズよりもちょっと大きな箱、20万箱分がムダになっている計算です。



20万箱って、想像できないですよね?


さきほどのA45000枚の箱の高さが約25cmです。



積み上げると5kmになります。

富士山の3776m、約3.8kmよりも、1.2kmも高くなります。



これだけの分量のダイレクトメールがムダになっていると考えられます。

このムダによって、紙の原料になる木材が伐採されて森林資源がムダになっていることが、私は心配なのです。



毎年、北海道以上の広さの砂漠ができているという問題にも絡むことですが、私は二酸化炭素排出による地球温暖化と同じか、それ以上に、酸素供給源としての森林資源保護が大切だと思っています。



1万年以上前の最後の氷河期以前の温暖な地球の大気中の酸素は約25%でした。

今は21〜22%で、段々と酸素が減っています。



酸素カプセルを扱っている方に聞いたところ、人間は大気中の酸素が17%〜18%になると脳の活動が極端に悪くなるそうです。

あと1万年かかって、大気中の酸素が17%〜18%になるとも考えられますが、産業革命以降の300年と同じか、それ以下の年月で、大気中の酸素が17%〜18%になるかもそれません。


私は、酸素が減って、人間が正常に思考できなくなることが心配なのです。


ちょっとダイレクトメールの作り方から、それてしまい恐縮です。


次回から、ダイレクトメールの作り方の本題に入ります。


■マーケティング・コンサルタント 水内終一也
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■「名簿のクリーニング」
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