- 水内 終一也
- 合資会社アクタリスト
- 経営コンサルタント
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
「Faxの書き方」12 FaxをEメールによる営業と比較
こうして書くと、もしかするとEメールによる営業と比較して、Faxは経費が高いとお感じかもしれないので、Eメールでの営業に関してお伝えしておきます。
Eメールでの営業の場合、すでに見込顧客のEメールを取得している場合は、もしかするとFaxよりも安価に営業できる可能性はあります。
しかし、そうしたEメールでの営業の場合、普段から情報提供等を行って関係性を築くという不断の努力が必要です。その労力をコストとして考えた場合、Fax営業との比較は難しいと思います。
また、新規に見込顧客を獲得する場合、インターネット広告、PPC広告、メルマガ、ホームページ等のインターネット上の様々な機能を用意し、経費をかけて集めることになります。
その上、ご存知かもしれませんが、2007年以降、PPCを中心にインターネット関連の広告等が高騰しただけでなく、反応率が半減しているため、経費対効果という点で、見合わなくなって来ています。
それに、基本的にインターネット関連の試みは、自分でホームページを作成できたり、メールマガジンを発行できたりする、文章力とインターネットの技術が必要です。外注すると絶対に経費対効果に見合いません。
もしかすると、それでもなお、オーバチェアとかグーグルアドワーズ等のPPC広告だったら、まだ望みはあるとお考えかもしれないですね。
単純に1クリック30円のキーワードがあったとします。
1%、100人に1人が問合せしてくれるとして、見込顧客獲得単価は3,000円です。
0.5%の反応率のFaxと同じ経費です。PPC広告が0.5%の反応率の場合、見込顧客獲得単価は6,000円です。
PPC広告の場合の100人とは、クリックして、ホームページを見た人です。その前のPPC広告を見た人は何千人もいるでしょう。そしてPPC広告に惹かれて、ホームページを見て、そのホームページの内容に興味を持ってくれて、やっと問合せが発生します。
Faxに対して、段階が1つ多いことにお気づきですか?
まず検索エンジンで検索する人が、PPC広告の3行広告を見ます。ここで100人に1人とか、千人に1人が、PPC広告をクリックします。
そして、次に広告主のホームページを見ます。その広告主のホームページを見て、問い合せる人が100人に1人とか、200人に1人という世界です。
Faxの場合は、送付した件数に対して、100人に1人とか、200人に1人から反応を得ることが可能ですが、PPC広告は、ホームページを見てもらう前に、PPC広告を見てクリックしてもらうという段階があるのです。
同じキーワードに出稿しているPPC広告よりも自社のPPC広告の方がクリックされやすくする工夫が必要で、さらにホームページでは問い合わせを発生させやすくする工夫が必要です。
実はFaxよりも面倒で、頭の痛い作業が多いのです。さきほど、PPC広告からホームページに来て、100人に1人とか、200人に1人から問い合わせを受けると書きましたが、PPC広告やホームページで、0.5%〜1%の反応を得るのは、非常に難しいものです。
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