マスクと換気の矛盾 - 体の不調・各部の痛み全般 - 専門家プロファイル

有限会社 木村爽健 代表
東京都
鍼灸師

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対象:体の不調・各部の痛み

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「家の中でも、マスクをしましょう」私の住んでいる地域では、地域の放送で毎日流れています。
マスクをすることで、感染を防ぐことはできません。
なぜなら、皆さんがマスクをして2020年を過ごしていたのに、2021年年末年始には陽性者が大きく増えたからです。
コロナ風邪は、インフルエンザと同じく乾燥する冬に流行ります。
そして、暖かくなると減ります。
むしろ、長時間マスクをするとマスクに吐き出した息のせいで酸素不足になって体に問題が起こります。
長時間マスクをしていると、息苦しくなりませんか?それが、体に負担をかけているということです。
良かれと思ってマスクする人が、体内の酸素不足に陥り、体の免疫力や自然治癒力といった大切な機能を低下させてしまうことが心配です。
現在、新型コロナ風邪ウイルスの感染予防のために窓を開けて換気することが推奨されています。
この考え方の根底にあるのは、外気の方が部屋の空気より綺麗という考えです。
窓を開けて部屋の空気を入れ替えた方が新型コロナ風邪ウイルスが減ると考えているから行います。
ところが、外を歩くとほとんどの人がマスクをして歩いています。
綺麗なはずの外気なのに、マスクをする。しかも、周囲に人がいなくてもマスクをしています。
こんな矛盾したことはありません。
もしかして、なんのためにマスクするか理由がわかっていないのでは?
と心配になります。
先ほども述べたように、マスクは体に悪いです。
特に、子供は酸素不足で脳の発達が低下するリスクが高まるというデータもあります。
また、親がマスクをすると小さい子供は表情を認識する能力が身につかないこともわかってきています。
子供の時は笑っている、怒っているといった表情を親から読み取って情緒が形成されます。
マスクをつけ続けることで大切な発育が妨げられています。
小さいお子さんがいる方は、そういったリスクも理解してマスクを着ける着けないを選択してください。
さて、新型コロナ風邪ですが、2020年5月の時点で、日本人は集団免疫を獲得したというデータが京都大学の上久保教授らによって報告されています。
YouTubeで検索すると、解説動画が出てきます。
そして、感染力が高い変異株が出てきたことで、新型コロナ風邪の弱毒化が確定的になってきました。
ウイルスは、最初は毒性が強いのですが取り憑いた宿主が亡くなってしまうと家が無くなります。
つまり、自分たちも死んでしまいます。
そこで、ウイルスは毒を弱くしてなるべく広い範囲に感染して生き残る道を選択するようです。
これは、ウイルスの基本的な生き残り戦略です。
そして、新型コロナ風邪ウイルスも同じ流れを辿っているようです。
元々、コロナウイルスはアジアに昔から存在して風邪の原因となってきました。
このため、アジアの人たちは新型コロナ風邪に対して基本的な免疫力を持っていました。
ですから、アジアでは新型コロナ風邪による被害は抑えられ、例年のインフルエンザ死亡者数の半分以下程度に収まっています。
ちなみに2020年の総死者数は、2019年より15000人減りました。
これだけ証拠があるので、新型コロナ風邪を極度に怖がるのはやめましょう。
不安感は、免疫力を著しく低下させるため、かえって新型コロナ風邪にかかりやすくなります。
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